ふみか通信|「専門実践教育訓練給付金の活用法」
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お世話になっております。SBI大学院大学の鈴木ふみかです。
暑い日々が続き、季節はもう夏のようですね。
さて、本学では秋学期2次募集に移り、締切まで1か月程となりました(7/28締切)。
MBA取得をご検討の皆様の中には専門実践教育訓練給付金の利用をご希望の方も多いのではないでしょうか。
実際に本学のMBA本科コースでは約90%の方がこの制度を利用してMBA取得にチャレンジしています。
そこで今回は、意外と見落としがちな活用方法についてご紹介したいと思います!
■専門実践教育訓練給付金とは?
専門実践教育訓練給付金は、厚生労働省が行っている雇用保険の給付制度です。
働く人の主体的で、中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的としています。
お近くのハローワークで手続きを行い、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した場合に最大112万円が支給されます。
「ハローワーク」というと求職者が行く場所のイメージが強いかもしれませんが、ここで勘違いされやすい点は、基本的に求職者(無職)の方ではなく、雇用保険に加入されている<企業にお勤めの方>が対象ということです。
■雇用保険に加入していない人でも受給できる場合がある?
上記に記載の通り、基本的には雇用保険に加入されている方が対象となります。
そのため、残念ながら以下の方は対象外です。
- 経営されている方
- 公務員の方
- 個人事業主の方
- 海外法人勤務で日本での雇用保険を支払っていない方
ただし、現在雇用保険に加入していない人でも受給できる場合があります。
それは<雇用保険を外れてから1年以内の方>です。
外れたタイミングによっては専門実践教育訓練給付金の利用が可能となります。
ただし、MBA本科コースの入学時期(4月入学:春学期、10月入学:秋学期)も関係しますので、1年以内のできるだけ早めの時期でチャレンジすることをおススメします!
■費用も抑えたい、学修負担も抑えたい!
専門実践教育訓練給付金が利用できる、MBA本科コースの一般学修年限は2年間です。
本学のオリジナルの制度に履修期間を延ばすことができる長期履修制度がありますが、専門実践教育訓練給付金は一般学修年限での修了を利用条件としていますので、専門実践教育訓練給付金と長期履修制度の併用はできません。
どちらも叶う方法としてご紹介したいのが、【Pre-MBAコースの活用】です。
Pre-MBAコースは通常半年間のコースとなりますが、最大2回(つまり1年間)受講することが可能です。
専門実践教育訓練給付金はMBA本科コースが対象となりますが、Pre-MBAコース受講後でもMBA本科コースに入学するタイミングでご利用いただけます。
~費用(検定料+入学金+授業料+IT教材費)~
MBA本科コース(2年間/給付金なし):265万円
MBA本科コース(2年間/給付金あり):153万円
Pre-MBAコース2回からMBA本科コース(合計3年間/給付金あり+8単位取得):167万円
~学修負担~
MBA本科コース(2年間):平均12~13時間/週(4~5科目同時学習)
Pre-MBAコース2回からMBA本科コース(3年間):平均時間6~7/週(2~3科目同時学習)
費用の最安は、本科コースを2年間でストレートに修了することですが、学修負担としてそれなりの時間の捻出が必要になります。
週12~13時間の捻出が難しい状況であれば、Pre-MBAコースを経ることで単位移行ができますので、残りの単位数を2年間で取得すれば修了可能です。
また、Pre-MBAコースで学修のフライングスタートもできるため、今の生活やお仕事との両立も図りやすいかと思います。
■手続き方法
専門実践教育訓練給付金は、入学前手続きと在学中手続きがあります。
入学前手続きは学修開始(春学期は4月1日、秋学期は10月1日)の2週間前までにお近くのハローワークでお手続きを終えておく必要があります。
MBA本科コースでの学修開始の時期が決まりましたら、まずはキャリアコンサルティングの受講が必要となりますので、お電話でご予約ください。
ハローワークは平日しか開いていないので注意が必要です!
また、キャリアコンサルティング受講日にその後必要となる手続き書類を持参するとスムーズです。
手続き詳細ページ
全国ハローワークの所在案内
今回は、意外と見落としがちな専門実践教育訓練給付金の活用方法についてご紹介しましが、いかがでしたでしょうか。
制度利用やその他受講について等、気になることがございましたらお気軽にご相談ください♪
それでは、また来月のふみか通信もお楽しみに。
SBI大学院大学 鈴木ふみか
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