会社員のままアントレプレナーシップを活かす2つの方法

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アントレプレナーシップは
「起業家精神」と訳される言葉です。

起業しない人には関係ないと思われがちですが
じつは起業するかどうかに関わらず、
ほとんどの人に有用な資質であることは
案外知られていません。

今回は会社員のまま
アントレプレナーシップを活かす2つの方法を解説します。


■求められる3つの資質



アントレプレナーシップに求められるのは
次の3つの資質です。

・マネジメント能力と強いリーダーシップ

プロジェクトの多くはチームで取り組むので、
メンバーにゴールに向けたビジョンを示し、
合意形成や相互理解をうながせる
的確なマネジメント能力が必要です。

・人を惹きつける力
ビジネスチャンスを活かすには
周囲のサポートを得なければならず、
「この人が言うなら協力しよう」
と思わせる人間力も必要です。

スキルが高いだけでは人は付いてきてくれません。

・イノベーションを生み出す力
まったく新しいアイデアでなくても大丈夫。
時流やマーケットの変化を受け止めて、
柔軟に戦略を立てる能力も求められます。

こういった能力が身についた人は、
会社を辞めて起業しなくても
企業内で活躍できます。
その際、2つのパターンがあります。


■会社のプロジェクトのリーダーになる


一つは会社のプロジェクトでリーダーになる場合。
管理職の方はもちろんですが、
そうでない方でもリーダーになることはあり得ます。

自分が先頭に立って
チームメンバーの協力を仰ぐときに、
今までのやり方を踏襲するか、
状況を見て自ら判断して動くかで、
成果は変わってくるでしょう。

企業としても自分で考えて提案し、
チームを動かせる人を求めます。
アントレプレナーシップは
企業の側から見ても魅力ある資質なのです。


■会社の中で起業する


もう一つのパターンは、
会社の中で起業する場合、いわゆる「社内起業」です。

「そんなことできるの?」
と思われるかもしれませんが、
じつはすでにある企業を母体として行う
社内起業のほうが圧倒的に多数派。

世に出たサービスの中にも
社内起業がきっかけのものが多くあります。

たとえば結婚式を挙げるカップルが
一度は利用するといわれる「ゼクシィ」

この事業は、1991年当時、
26歳だった女性社員が起案し、
リクルート社内の起業制度に応募したのが始まりでした。

事業化には2年を要しましたが、
もし彼女に
アントレプレナーシップがなかったら、
このアイデアは事業にならなかったでしょう。

最初は一個人のアイデアに過ぎなかったものが
人を巻き込み会社を動かして事業となったのです。


■まとめ


以上のように、アントレプレナーシップは
会社の中で働く人にとっても、
大変価値のある資質です。

自分には関係ないと思っていた方は、
意識すると仕事のレベルを
もう1ランクアップさせる起爆剤になるかもしれません。

アントレプレナーシップとはどんなもので
自分の仕事にどう活かせそうか、
調べてみてはいかがでしょうか。

次回6/5(土)
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開催日時:6/5(土)10:00-12:00
当日のスケジュール:
 10:00~10:40 大学院案内
 10:40~11:40 体験授業
 11:40~12:00 質疑応答
会 場 :現地参加/オンライン
※新型コロナウイルスの状況によりオンラインのみになることもあります。



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