会社員のままアントレプレナーシップを活かす2つの方法

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2月15日のオープンキャンパス体験授業は「アントレプレナーシップ吉田宣也教授)」です。

起業しない人には関係ないと思われがちですがじつは起業するかどうかに関わらず、ほとんどの人に有用な資質であることは案外知られていません。
今回は会社員のままアントレプレナーシップを活かす2つの方法を解説します。

■求められる3つの資質


アントレプレナーシップに求められるのは次の3つの資質です。

・マネジメント能力と強いリーダーシップ
プロジェクトの多くはチームで取り組むので、メンバーにゴールに向けたビジョンを示し、合意形成や相互理解をうながせる的確なマネジメント能力が必要です。

・人を惹きつける力
ビジネスチャンスを活かすには周囲のサポートを得なければならず、「この人が言うなら協力しよう」と思わせる人間力も必要です。
スキルが高いだけでは人は付いてきてくれません。

・イノベーションを生み出す力
まったく新しいアイデアでなくても大丈夫。
時流やマーケットの変化を受け止めて、柔軟に戦略を立てる能力も求められます。

こういった能力が身についた人は、会社を辞めて起業しなくても企業内で活躍できます。
その際、2つのパターンがあります。


■会社のプロジェクトのリーダーになる


一つは会社のプロジェクトでリーダーになる場合。
管理職の方はもちろんですが、そうでない方でもリーダーになることはあり得ます。

自分が先頭に立ってチームメンバーの協力を仰ぐときに、今までのやり方を踏襲するか、状況を見て自ら判断して動くかで、成果は変わってくるでしょう。

企業としても自分で考えて提案し、チームを動かせる人を求めます。
アントレプレナーシップは企業の側から見ても魅力ある資質なのです。


■会社の中で起業する


もう一つのパターンは、会社の中で起業する場合、いわゆる「社内起業」です。

「そんなことできるの?」と思われるかもしれませんが、じつはすでにある企業を母体として行う社内起業は多数存在します。世に出たサービスの中にも社内起業がきっかけのものが多くあります。

たとえば結婚式を挙げるカップルが一度は利用するといわれる「ゼクシィ」。
この事業は、1991年当時、20代だった女性社員が起案し、リクルート社内の起業制度に応募したのが始まりでした。
事業化には2年を要しましたが、もし彼女にアントレプレナーシップがなかったら、このアイデアは事業にならなかったでしょう。

最初は一個人のアイデアに過ぎなかったものが人を巻き込み会社を動かして事業となったのです。


■まとめ


以上のように、アントレプレナーシップは会社の中で働く人にとっても、大変価値のある資質です。
自分には関係ないと思っていた方は、意識すると仕事のレベルをもう1ランクアップさせる起爆剤になるかもしれません。アントレプレナーシップとはどんなもので自分の仕事にどう活かせそうか、調べてみてはいかがでしょうか。

こんなアントレプレナーシップの世界をもう少し詳しく知りたい方、社内起業に興味のある方は、ぜひご参加ください。お待ちしています!

体験授業「アントレプレナーシップ」
開催日時:2/15(土)10:00-12:00
会 場 :オンライン開催


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