ふみか通信|「はじめる“きっかけ”作り」
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お世話になっております。SBI大学院大学の鈴木ふみかです。
まだまだ夏は続きそうですが、間もなく8月も終わりということで、今年は残り4ヶ月です!
先月のふみか通信では“再起動”ということで今年の目標について立ち返り、 止まっていることを再起動させる内容でお伝えしました。
今回は、勝手ながら私が最近再起動させたこと、そしてその“きっかけ”を話したいと思います。
■はじめはいつも億劫
ふみか通信では、はじめの一歩や新しい挑戦の後押しになるような内容を入れているのですが、実際のところ、何かをはじめるのって億劫になりますよね。笑
「やらなきゃと思うこと」とか「やった方が良いこと」はわかっているのに、腰が重くなったりするものです。
ただ、はじめてみたら、意外とすんなり受け入れられたり、調子が上がってきたり、それどころかやる気が出てきたりもしませんか?
その億劫な気持ちを切り替えるのに強い味方は“きっかけ”だと思うんです。
“きっかけ”となり得ることって、結構身近に散らばっていると思いますが、それを自分で“きっかけ”とするか、“きっかけ”にできるかどうか、が大事なんだと思います。
■“きっかけ”エピソード
人間学をカリキュラムとして置いているSBI大学院大学の事務局では、毎月『致知』が回覧されます。 愛読者も多いと思いますが、著名人や経営者だけでなく色んな人の人生における苦労や裏話、その人が大切にしている信念を知ることができ、新たな気づきが得られるので、私も毎回楽しく読ませてもらっています。
今月のコラムの中に、脳神経外科医師と脳科学者の「健康長寿への挑戦」という対談がありました。
健康には、運動、食事、生活リズムという基本がありますが、一番大事なのは運動。
そして運動の基本は「歩くこと」だそうです。
更に、移動距離も重要で、脳の海馬(記憶を司る部位)が活性化していない人は、日頃から職場と自宅の往復しかしていない場合が多いのだそうです。
私はそれを知ってドキッとしてしまいました。自分の生活を振り返るとまさに、その通りだったからです。
同じく、ドキッとした人も多いのではないでしょうか。
歩くとはいえ、毎日同じ通勤の行き来や同じ道ばかり歩いていると脳も記憶して慣れが起きてしまい、刺激のない状態に陥るそうです。
脳を活性化させるには、なるべくいつもと異なるルートを歩くのも大事で、更に海馬が活性化している人は、主観的な幸福度もすごく高いとのことです。
同じ道でも右端を歩いてみる、ちょっと迂回してみるといった少しの変化だけでも随分違うそうですよ。
それくらいなら取り入れられそうですよね!
■はじめたこと
私はジムでのウォーキング&ランニングをはじめました。
先ほどご紹介した、同じ道ばかりは良くないという海馬の話と逆行していますが、私は圧倒的に運動量が足りなかったのと、遠い距離まで歩くと戻るのが憂鬱になりそうだったので、ジムを選択しました。
お恥ずかしながら、ちゃんとした運動は実に3年振りでした。笑
勉強や運動は、まさに多くの人の「やらなきゃと思うこと」「やった方が良いこと」ことの代表格ではないでしょうか。
家からジムまでが遠い、行く時間がない等と何かにつけてやらない、やれない理由を見つけていましたが、今回のコラムが運動を再開する“きっかけ”になりました。
“きっかけ”は、突然やってくるわけではなく、気づいた時に自分で掴みに行くものなのかもしれません。
今年も残り4ヶ月。
何気ない日常の中にある“きっかけ”を逃さず、味方にしていきましょう!
もしかしたらその一歩が、来年の自分を変えてくれるかもしれません。
それでは、次回のふみか通信もお楽しみに。
SBI大学院大学 鈴木ふみか
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