MBAスクールの入学試験はシンプルすぎる?

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大学受験に比べると、
MBAスクールの入学試験は
びっくりするほどシンプルです。

シンプルすぎて不安になる人もいると思いますので、
今回は入学試験がシンプルな理由をお話しします。


■MBAは「学歴」か?


筆者は学歴社会の真っただ中を歩いてきた世代です。

「いい学歴がいい人生を作る」
とさえ考えられていた時代、
大学受験に賭ける思いはものすごかったのを思い出します。

MBAは経営学修士。

これも立派な学歴ですが、
学歴社会でいうところの「学歴」とは
ちょっと違う気がします。


■重要なのは学位じゃない


学歴社会といわれた時代は、
いい大学の学位を持つことに意味がありました。

それが一流企業へのパスポートになったからです。

これに対して現在のMBAはどうでしょう。

ランキングに載るような海外の有名スクールはともかく、
国内で取得したMBAの多くにそんな威力はありません。

MBAホルダーというだけでは
就職や転職で優遇されないのです。


■高倍率校が一番?


入学試験に対する考え方も変わってきます。

学位が重要であるなら、がんばりのウエイトが
入学試験に置かれるのは当然です。

「絶対にこの学校に入りたい」
という思いが強い受験者が集まってくるので、
入試のハードルも高くなります。

しかし身につけるスキルや知識そのものを重視するなら、
がんばりのウエイトは入学してからの時間に置かれます。

大切なのは「入った後」なので、
一般論としてそこを見据えての審査をするべきです。


■入学してからががんばりどころ


本学は、小論文と面接のみ。
いわゆる「受験」を知っていると、
シンプルすぎて心配になるかもしれません。

でも社会人の勉強は入学してからががんばりどころ。

MBAを転職や希望する職種への異動に活かしたい場合、
見られるのは学位より「何ができるか」です。

即戦力として、見られるところを磨きましょう。


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