イノベーションの推進を阻む組織
案内メール
「イノベーションが重要だ」
ときどき耳にする言葉で、
内容的にも納得できるかと思います。
しかし実際に変革し続ける企業は
どのくらいあるでしょう。
じつはイノベーションの重要性を唱える企業自体が
イノベーションを阻害しているケースがあります。
今回は「イノベーションを阻害する要因」
について考えてみます。
■イノベーションが進まない理由
企業のイノベーション・チーム向けオンライン情報サービス
『イノベーション・リーダー』が
大企業に多く見られるイノベーション阻害要因について
2018年にアンケートを行いました。
対象は企業の事業戦略担当やイノベーション担当、
あるいは研究開発担当の経営幹部270人。
イノベーションが進まない理由について
「該当する」という回答が多かった
上位3つは以下のとおり。
・社内政治、縄張り意識、足並みのズレ
(55%の回答者が選択)
・企業文化の問題
(45%の回答者が選択)
・将来的事業リスクの予兆に対する反応の鈍さ
(42%の回答者が選択)
■企業自体が阻害要因を生んでいる?
特徴的なのは、上位3つがいずれも
「企業に由来する問題」であることです。
個人やチームレベルでイノベーションを生み出す力があっても、
企業として活かしきれていない現状があるかもしれない。
そんなことを考えさせる調査結果です。
■イノベーションは誰が起こす?
既存の企業がイノベーションを推進するなら、
組織的に行うのが現実的です。
一握りの天才にイノベーションを
連続して起こしてもらうのは無理がありますし、
属人的で継続はむずかしいでしょう。
■イノベーションには環境が必要
「失敗を恐れずチャレンジしよう」
この考え方はイノベーションにつながっていそうです。
しかし「目標が達成できなければ成績が下がる」
という評価制度だったら、どうでしょう。
達成が確実な目標しか設定しないのが
当たり前になるのではないでしょうか。
達成確率5割の目標も設定できないチームが、
確率1割程度の新ビジネスに取り組めるわけがありません。
■6/4(土)体験授業は新テーマです
6/4(土)体験授業は新しいテーマ。
「イノベーションを推進する組織と人事制度」です。
本体験授業では、
イノベーションの推進を阻んでいる
組織と人事制度の問題点を整理し、
有効な解決策を考察します。
講師はMBA本科で「組織変革演習」を担当する重田孝夫教授。
少しでも興味をお持ちの方はぜひご参加ください。
オープンキャンパス
体験授業「イノベーションを推進する組織と人事制度」
開催日時:6/4(土)10:00-12:00
参加方法:オンライン
体験授業「イノベーションを推進する組織と人事制度」
開催日時:6/4(土)10:00-12:00
参加方法:オンライン
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