渋沢栄一の人間学とMBA

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本年2月から放送されている
第60作目のNHK大河ドラマは
渋沢栄一を主人公とした「青天を衝け」です。

戦国武将などに比べると
やや派手さは薄いものの
開始後4か月を過ぎた今でも
視聴率も悪くないそうです。

2024年度からは新1万円札になるという
話題性もあるのでしょうが、
「日本資本主義の父」渋沢栄一の知名度や
関心も高いことがうかがえます。

そして、本メルマガをご覧の方々は、
SBI大学院大学が渋沢栄一の代表的著書
『論語と算盤』で説かれている
「道徳経済合一説」に代表される
人間学を重視している点も既にご存知かと思います。


■SBI大学院大学の人間学


「道徳経済合一説」では、
企業が利潤を追求する根底には
道徳が必要であり、
道徳を実現するためにも
健全に経済活動を進めるべきとされます。

つまり経済と道徳は
どちらを取るかやバランスでなく、
本質的に一致すると考えます。


本学でもグローバル社会で新たな事業を創出し
リーダーシップを発揮できる人材の養成には
実践的な経営学とともに
人間力を学ぶ徳育
つまり人間学が重要と考えています。

この人間学の重視も
数あるビジネススクールの中でも
本学の特徴のひとつになっています。

現在、本学では人間学科目として以下12科目が
設置されています。

  • 中国古典から学ぶ経営理論
  • 近代経営者哲学研究
  • 企業の社会的責任論
  • 経営哲学
  • 歴史に学ぶ戦略論(中国兵法概論)
  • 歴史に学ぶ戦略論(孫子の兵法を現代に役立てる方法)
  • 中国古典に見る指導者の条件
  • リーダーシップ特論Ⅰ(「書経」)
  • リーダーシップ特論Ⅱ(「韓非子」)
  • リーダーシップ特論Ⅲ(「三国志」)
  • 幹部人材育成論(「貞観政要」)
  • リーダーシップ特論IV(史記にみるリーダー像)

中でも「中国古典から学ぶ経営理論」は
理事長である北尾が自ら教鞭を取り、
物事の本質を見抜く力を指導します。

これらの人間学は選択必修科目とされ、
4単位以上の取得が修了要件とされています。

受講者はまさに右手にそろばん、
左手に論語で学ぶことになります。


■人間学の必要性


令和2(2020)年の入学者アンケートでは、
本学の選択理由として
「授業を通しての優れたリーダーとしての人間形成」
を挙げた方が約7割

全体の2番目の多さでした(複数回答可)。

これは本学の特長が
広く認知されているとともに、
人間学そのものへの関心の高さも
示していると言えるでしょう。

本メール読者の方にも日々の仕事のなかでも
リーダーとして、上司・先輩としての
難しさを感じている方も少なくないと思います。

自己のレベルを上げる視点として、
知識や経営スキルとともに
リーダーとしての人間学に注目してはいかがでしょうか。


■人間学、単科での受講


本年秋のMBA本科の出願は
締め切られていますが、
人間学科目は、
まだ受付中の単科コースでの受講も可能です。
>>2021秋 単科コース


Pre-MBA・単科コース説明会
開催日時:7/14(水)19:00-20:30
参加方法:現地/オンライン


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