思い付きで問題を解決しようとしていませんか?

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こぼれたコショウ

私たちの暮らしにはいつも何かしらの問題が発生します。
今は新型コロナウイルスの影響で、
以前と比べて問題の量が増えただけでなく質も変わっていることでしょう。

・感染を防止するにはどうしたらいいだろう
・このまま自粛が続いたらどう対応すればいいだろう
・今後こんな事態に備えて、どんな働き方をしていけばいいだろう

そんな日々山積する問題を思い付きで解決しようとしているなら、
それはうまくいかないかもしれません。


■問題解決がうまくいかない2つのパターン


問題解決にはうまくいかないパターンがあります。

パターン(1)「原因をよく考えるだけ」
原因を考えるだけで止まってしまう人は意外と多いです。
「こうすればよかったのに」「こういう理由だからこうすべき」というのは簡単ですが、
それを実行するとなるとハードルがぐっと上がるのは、経験上理解できるかと思います。

原因を考えること自体はもちろんいいことです。
しかし行動なくして解決はありえません。
考えたことをもとに行動することで問題解決に近づくことができます。

パターン(2)「とにかく行動するだけ」
考えているだけで何もしないよりは、
とにかく動いたほうが問題解決に近いかもしれません。
が、精度は低いです。

たしかによさそうなことを全部実行したら、
どれかが当たる可能性はあります。
しかし、やっていることが見当違いであれば
可能性はゼロに等しいでしょう。

また正しいかどうかわからずやみくもに進むと
徒労感が積み重なりますので、目標達成前に疲れてしまいます。

どちらのパターンもやっていることは正しいのですが、
必要なプロセスの一部しかできていません。


■問題は型にはめて解決する


そこで必要なのが、問題解決技法です。
問題解決技法とは、論理的にステップを踏んで問題を解決していく技法。
漠然と問題を眺め、なんとなく思いつきで行動するのとは対極の考え方です。

問題を解決するには、一連のプロセスを踏む必要があります。
プロセスには複数ありますが、複雑である必要ありません。
問題抽出→原因分析→課題設定→実行
これは問題解決のプロセスの基本的な例です。


■問題解決技法は生活にもビジネスにも役立つ


自分に合った問題解決技法を型として利用できれば、
生活場面はもちろんビジネスでも活かすことができます。
むしろ成果を求められるビジネスの場面で、
より強く威力をはっきするスキルと言ってよいでしょう。

問題解決に使われるテクニックはすでにたくさん存在しています。
問題を解決する方法から自分で考えるより、
既存のやり方に従った方が効率よくゴールにたどり着けます。

問題解決技法をあなたの生活やビジネスに活用してみてはいかがでしょうか。

(この記事は2020年5月1日配信の案内メールを一部改変したものです)



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