『義・利合一』で成功するビジネス

案内メール
中華料理

10/15(土)のオープンキャンパス体験授業は
「現代中国企業マネジメントの特徴
~儒商的マネジメントの展開を中心に」。

「儒商」とは儒教的な道徳や考え方をもつ商人のことです。

古い考え方のようですが、
ハイアール創立者の張瑞敏、レノボ創立者の柳傳志、華為の創立者任正非など
現代の儒商として活躍する経営者もおり、注目されています。

今回は儒商の考え方の一つ、「義・利合一」の価値観についてお伝えします。


■以義求利


「義」と「利」は儒商の考え方の中によく出てくる言葉です。

「利」とは利益のこと。
「義」は正しい行いを守ることであり、「利」と対立する概念とされています。

儒商は商売において「義」と「利」のバランスを重視します

「以義求利(義をもって利を求める)」
すなわち、まず義が先にあり、利は後からついてくるという考え方です。

これが「義・利合一」。
利他と自利は一体であるということです。


■「義」と「利」のバランス


「ビジネスをするなら当たり前」と思われるかもしれませんが、
案外このバランスを取るのはむずかしいようです。

たとえば食品の産地偽装。

「利」を優先させて行われるケースもあるでしょうが、
「義」に背くとわかりつつも業界の慣習や常識に逆らえず
やむなく偽装を続けていたケースもあるようです。


■まとめ


古くから言われていてわかりきっていることでも、
ビジネスの中で体現していけるかどうかはまた別の問題。

中国企業の経営者たちはどのように取り込んでいるのでしょうか。

10/15(土)のオープンキャンパスでは
マネジメントを中心に話が展開する予定です。

担当講師は本学MBA本科で「中国企業論」を担当しており
中国ご出身の細沼藹芳教授。

少しでも関心を持った方はぜひお申し込みください。


オープンキャンパス
体験授業「現代中国企業マネジメントの特徴」
開催日時:10/15(土)10:00-12:00
参加方法:オンライン


このイベントを詳しく見る

SBI大学院大学のメルマガに登録する
  • このエントリーをはてなブックマークに追加