起業するなら今すぐすべき。
MBAなんて役に立たない。

こんな意見を聞いたことはありませんか？

一理ある考え方ではありますが、
全面的に「役に立たない」と言い切れるでしょうか。

今回は起業に役立つMBAというお話です。

■なぜ起業しない？

日本政策金融公庫総合研究所が実施した
「2021年度起業と起業意識に関する調査」。

この中で、起業に関心がある人に
「まだ起業していない理由」を聞いたところ、
多かった答えは次の3つでした。

• 自己資金が不足している
  
• ビジネスアイデアが思いつかない
  
• 失敗した時のリスクが大きい
  

じつはこの３つ、MBAで学ぶことでかなり見通しが立てられます。

■自己資金が不足している

資金が不足しているなら調達しなければなりませんが、
経験済みの人はほとんどいないはず。

本学のMBAコースには「資金調達実践」という科目があります。

金融機関との交渉などについて
実践的な考え方を習得できる科目です。

実践は必要ですが、やり方がわかっていれば
行動に移しやすくなりますね。

■ビジネスアイデアが思いつかない

「事業計画演習」がこの悩みを解決します。

新規事業を発案し、実社会にて通用する事業計画書を作成する
MBAコースの集大成的な位置づけの科目です。

自分ひとりで考えるわけでなく、
先生からのアドバイスや他の受講生の話を聞いて、
自身のアイデアを育てることができます。

■失敗した時のリスクが大きい

何も知らずに起業を始めるよりは、
一定の知識を得たうえで
実践したほうがうまくいく可能性は高いです。

その意味でMBAコースで学ぶこと自体が、
リスクヘッジになっていると言えます。

ちなみに先の調査で「失敗した時のリスク」として多かったのは、

• 事業に投下した資金を失うこと
  
• 安定した収入を失うこと
  

いずれもお金に関するものでした。

ビジネスはたくさんの歯車でできあがっています。
歯車がかみ合えば利益が上がるはずです。

ビジネスに必要な歯車を手に入れられるのが
MBAコースと言えるでしょう。

■まとめ

以上、MBAは起業に役立つというお話でした。
関心はあるけれど何もしていないという方は
検討の余地があるのではないでしょうか。

「自由に仕事がしたい」
「収入が増やしたい」
そんな未来を叶えたいなら、何もしないことこそリスクです。

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