科目を設置し教育指導を行い単位を出して学位を与える。

学生を審査する側に見られる大学院も
自分たちがチェックを受ける側になることがあります。

それが認証評価と呼ばれるものです。

■認証評価

平成16(2004)年度から法律によって全ての大学、短期大学等は、
7年以内ごとに所定の認証評価機関の評価を受けることが義務付けられています。

その目的は、大学等の研究・教育の質の向上と
改善を支援するとともに教育課程だけでなく
管理運営など全体の評価であり、「機関別評価」と呼ばれています。

一方、本学を含む専門職大学院は「機関別評価」だけでなく、
さらに異なる認証評価も受けることとされています。

その課程の内容(プログラム)を中心に評価する
「専門分野別評価」です。
これは5年以内ごとの受審が定められています。

つまり本学は定期的に２つの認証評価を受審しており、
その評価機関はそれぞれ次の通りです。

・機関別評価：公益財団法人 日本高等教育評価機構
・専門分野別評価：一般社団法人 ABEST21

■評価結果

本学は昨年2021年より「機関別評価」を受審しました。

1年かけての様々な審査を経て
無事本年3月に適合認定を受けることができました。

もう一方の「専門分野別評価」は本年が受審年となります。

ただし昨年には評価機関であるABEST21より
「KAIZEN Award」を受賞しました。

同賞は、前回認証評価で分析された
課題を解決する改善計画が計画通りに履行され、
所定の教育の質維持向上が図られ、
優れた成果を上げた認証校に授与されるものです。

その第1回の受賞校として4校が表彰されましたが、
そのうち国内大学院は本学のみでした。

■大学院の改善

認証評価は基準をパスしているか否かを問うだけでなく、
現状からさらなる改良を目指す取組みです。

本学は2022年4月より各期定員を
30名から40名へ増加変更しました。

多くの人に求められる大学院となった背景には、
このような認証評価を通じた
絶え間ない改善活動に依る部分も大きいと思います。

本学は、今後も改善を続けるとともに、
それだけでなく、テクノロジートレンドを取り入れた
実践的なMBA、経営に必要な人間学
さらに起業家育成との特徴を有する
唯一無二のスクールとしての発展を目指します。

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