立春に学ぶ『結果が出ないとき』の考え方

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雪中花

2月4日は立春でした。
立春とは春の始まりを表す二十四節気のひとつです。

春の始まりと言いながら、2月はまだ冬真っ盛り
どうしてこんな時期が立春なのでしょうか。

そんな話に絡めまして、
今回は「結果が出ないとき」の考え方について
お伝えします。


■春は1年の始まりだった


古代中国では春は1年の始まりと考えられていました。
現在も大陸では旧正月が1年の始まりとされており、
1月1日よりも盛大にお祝いします。

また四季をいうとき
「春夏秋冬」と春を一番先にするのも、
この影響といわれています。


■寒いけど春はもう始まっている


まだ寒い2月に「春の始まり」と言われても
ピンときませんが、それはわかりにくいだけです。
よく見ると、春は少しずつ始まっています

たとえば日の長さ。

12月の冬至のころに比べたら、
確実に日は長くなっています。

植物の活動も始まっています。
桜はまだまだですが、梅は少しずつ
つぼみが膨らんできているはずです。

わたしたちが「春だな」とわかるずっと前から、
変化は進んでいるわけです。


■変化はすぐに表れない


季節の移ろいは変化のありようを教えてくれます。
目に見えない時期を経て、
やっと花開くのが変化であると。

これは人にも当てはまります。

がんばっているのに結果が出ないことはありませんか?
続けても無駄なのではと思ったり、
ときに心が折れてそのままやめてしまったりします。

そんな時、本当は立春のような状態
なのではないかと思うのです。

まだ変化は見えないけれど、
その時に備えて少しずつ力がたまってきている状態


ものごとを成し遂げる力がある人は、
こういう時期の必要性をよくわかっています。
だから結果らしい結果が出ない中に、
ちょっとした成長を見つけるのがうまい

まだ寒い立春のころに、
春の訪れを感じる感覚に似ているかもしれません。


■まとめ


がんばっているのに結果が出てない人は、
小さな変化を探してみてください。
がんばってきたのなら、必ず何かあります。

ややこじつけっぽいですが、
立春に絡めてお話ししました。


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