縁起よく1年のスタートを切る食べ物

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2022年最初のSBI大学院大学メルマガです。
今年もよろしくお願いします。

年の初めなので、
縁起よく1年のスタートを切れる話
お伝えします。


■1月11日は何の日?


今日1月11日は「鏡開き」。

鏡開きとは年末から松の内まで
飾ってあった鏡餅を下げて食べる行事です。

今ではお鏡を飾らない家も多いと思いますが、
飾る意味が分かると
やったほうがいいかも」と思えるようになります。


■鏡餅を飾る理由


お餅を飾るのは神様をお迎えするため。
円いお餅を鏡に見立てるのは、
鏡には魂が宿ると言われているからです。

松の内まで飾られた鏡餅には
神様の魂が宿るとされており、

鏡開きの日にそれをいただくことで
年神様の運気を分けてもらい、
1年の無病息災を祈ります。

鏡開きはそんな意味が込められた行事なのです。


■もともとは武家の風習


縁起をかつぐ行事なだけに
商人が始めたのかと思いきや、
じつはもともと武家の風習
その影響が端々に色濃く出ています。

たとえば1月11日にやるのは、
その日が武家の新年だから。

餅を木槌などで割るのは、
「切る」が武家にとって縁起の悪い言葉だから。

「鏡開き」の「開く」も
忌み言葉である「割る」を避けて
こうなっています。


■鏡開きに意味はない?


「でもいまどき鏡開きなんてそんなに意味ないでしょ?」
と思うかもしれません。

目に見える効果があるかはわかりませんが、
個人的には古くから残ってきたのは
それなりの意味があるからだと思っています。

お餅を飾って食べるのは
普段することではないし、
難しくもありません。

気持ちを新たにするには、
ちょうどいい行動ではないでしょうか


お鏡を飾ってなかった方は
また次の機会にするとして、
とりあえず今年はお汁粉やお雑煮だけでも
食べるのはいかがでしょう。

お汁粉やお雑煮は、
カチカチになったお鏡をやわらかくして
食べるための料理でもあります。

2022年は始まったばかり。
食べ物でちょっと縁起を担ぎつつ、
がんばっていきましょう。


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