来年の今頃はわからないけれど

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年末年始は帰省や旅行に出かけましたか?

1年前の年末年始は帰省さえも
自粛しなければならない雰囲気でした。

来年の今頃もどうなっているかわかりません。
でもわからないなりに、
自分のスタンスは決められます。

今回は、予測がつかない未来に向けて
どうしていくかというお話です。


■予測はできない


予測はできそうで、できないものです。

株式投資で失敗するのも、
天気予報が外れるのも、
地震の予知がいまだにあやふやなことも、
予測のむずかしさを物語っています。

まして世の流れとなれば、
いっそう複雑でぴたりと当てる予測など
できるほうがおかしいくらいです。


■ケースを想定することはできる


予測はできませんが、
ケースを想定することはできます
予測との違いは「当てにいってないこと」です。

起こり得るパターンをいくつか考えておき、
その場合自分はどう動くのかを
シミュレーションします。

複雑な状況をシンプルに整理して、
行った先での行動を考える。
これなら特別な能力がなくても実行できます。


■できることとできないことを分ける


この考え方にはもうひとつ
重要な視点があります。

「できること」と「できないこと」を
きちんと分けていること
です。

世の中の流れや突発的な出来事の発生は、
予測も含めて自分ではどうしようもありません。

これをコントロールしようとするのは
土台無理な話。
だから自分にできることと
きっちり分けて考えます。

コントロールできないことは想定だけして、
あとは放っておく。
そしてできることだけに集中して、
考え、行動する


変化が速いうえに
複雑かつ多様になっている世界では、
この線引きがより重要になってくるのでは
ないでしょうか。


■今年も自分にできることを


今年もよい年であってほしいのは、
万人の願い。

どうなるかはわかりませんが、
いい方向へ向くように
努力を重ねることはできます


趣味でも仕事でも勉強でも、
できそうなことを見つけて始めてみては
いかがでしょうか。

22年もどうぞよろしくお願いします。


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