コロナを乗り越えるマーケティング

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現在はやや落ち着いているコロナ情勢。

ここ2年の苦しかったときに
活路を見出した企業やお店があります。
鍵になったのは「マーケティング」です。

今後もコロナを切り離せないであろう
経済において
なぜマーケティングが必要なのか。
今回はこれをお話しします。


■コロナでマーケティングが重要になった理由


マーケティングとは、一言でいえば
売れる仕組みを作ること」。

そのためには
  • 誰に
  • どのような価値を
  • どのように提供するか
を考えなければなりません。

が、コロナ前はある程度答えが決まっていて、
それほど考えなくてもいいケースが
多々ありました。

しかしコロナによって状況は一変します。

例えば観光・旅行業では、
旅行に行きたい人を募って現地での体験を
提供すればよかったのですが、
これが非常にむずかしくなってしまいました。

新しい答えを探さなければならない。
そんなとき役に立つのがマーケティングです。


■マーケティングで見つけた答え


コロナのせいで、
従来のような旅行体験は当分提供できない。
ではどうするか。

マーケティングの
「誰に」
「どんな価値を」
「どうやって提供するか」

に当てはめて考えてみます。

まず「誰に」。
今までは旅行に行きたい人が対象でしたが、
コロナの最中は
「旅行に行きたいけれど行けない人」
がターゲットになりました。

次に「どんな価値を」。
人が変われば、価値も当然変わります。
「現地に行かなくても現地に行ったような
体験ができること」
が新しい価値になりました。

最後は「どうやって提供するか」。
現地に行かないので、
交通手段や宿泊施設はいりません。
代わりにオンライン会議システムを使います。

ただしそれだけでは「現地に行ったような体験」
として弱いので、
双方向のやりとりやモニター越しの
体験共有などにより十分な価値を伝えます。

こうしてできたのが「オンラインツアー」です。
リアルな旅行の代替にとどまらず、
新しい旅の形を示しました。


■変化する状況に対応するために


もしマーケティングがなかったら、
このようなサービスは生まれなかったでしょう。
従来の観光・旅行業の形にこだわって、
コロナが収まるのをただ待つしか
なかったはずです。

最近は観光バスを
よく見かけるようになりました。

コロナで身動き取れなかった時に
手を打った企業は、
顧客をつなぎとめて今につなげているのでは
ないでしょうか


変化が極めて激しい世の中において、
マーケティングは「答え」につながる
非常に強力なツール
です。

そんなマーケティングは
MBAコースでも扱っており、
人気の高い科目です。

12/4(土)のオープンキャンパス
体験授業は「マーケティング」。
本学で同科目を担当する佐々木一人教授が
1時間で解説します。
マーケティングおよびMBAコースの授業に
関心がある方はぜひどうそ。



オープンキャンパス
体験授業「マーケティング」
開催日時:12/4(土)10:00-12:00
参加方法:オンライン開催


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