20年前の情報集めを思い出してみる
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ここ20年で、情報集めが
信じられないくらい簡単になりました。
とくにここ数年は、お金、時間、手間が
限りなくゼロに近づいています。
今回は20年前の情報集めを思い出してみましょう。
■タウンページが頼りだった
20年前、商品やサービスについて調べるには、
お店に行って話を聞くか、
お店に電話をするしかありませんでした。
個人的に思い出深いのは
「飛行機のチケット予約」です。
何日の何時にどこの航空会社の便があって、
いくらでチケットが買えるのか。
チケットを買おうにも、
こういった基本情報がありません。
比較以前の問題です。
そこでまずはタウンページを片手に
旅行会社に片っ端から電話をかけて
フライトについて聞きまくります。
ひととおり情報が集まったら、
時間や価格を比較して
希望のチケットが決まるという流れ。
最後にもう1回旅行会社に電話して、
やっと予約が完了します。
もはや一人で
価格.comをやっているようなものです。
1日ではとても終わらない大変な作業でした。
■はがきは100枚書くのが当たり前だった
20年前は就職活動もなかなか泥臭いものでした。
まだホームページがない会社も
多かった時代です。
会社の情報は資料請求しないと
何もわかりません。
就活生(当時はそんな言葉もありませんでした)
は、興味がありそうな会社に
片っ端からはがきを出して資料を請求。
はがきは100枚書くのが当たり前
と言われていました。
当時のはがきが1枚50円として、
100枚買えば5000円。
しかも先方に失礼のないように、
手書きで1枚1枚丁寧に
仕上げていかなければなりません。
こんな修行のような努力をして、
やっと会社の資料が手に入っていたのです。
インターネットで
情報収集からエントリーまでできてしまう
現在のやり方でも手間はかかると思いますが、
あの頃の比ではないと言わざるを得ません。
■とうとう説明会にさえ行かなくてよくなった
ここ数年では、とうとう説明会や面接にさえ
行かなくてよくなってしまいました。
コロナの影響もあって、
オンライン会議システムが一般に広く
認知されたのが大きかったです。
本学の説明会やオープンキャンパスも
現地で参加される方よりも
オンラインの方のほうが多いです。
スケジュールを合わせたり、
移動に時間を使ったりしなくてもいい分、
確実に参加しやすくなっています。
オンラインでのイベントは
今後なくなることはないでしょう。
現地参加とは別の価値がある手段として
進化していくはずです。
本学も毎月イベントを開催しております。
いずれも現地、オンライン両方の開催です。
自宅から気軽にご参加ください。