MBAは人生を学ぶ場所【2つの意味で】

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MBAは人生を学ぶ場所―――。
何とも大げさなタイトルで失礼します。

MBAコースは普通、
経営学や起業のスキルを学ぶところですが、
2つの意味で「人生を学ぶ場所」とも言えます。

今回は「MBAは人生を学ぶ場所」と言える
2つの理由について書きます。


■人生を他人に学ぶ


MBAスクールには多様な背景を持つ学生が集まります。

以下に「学生DATA BOOK 2020」のデータを示します。
本学に集まる学生のざっくりとしたイメージをつかんでください。

年齢層:20~60代以上まで。中心は30、40代
男女比:男性75%、女性25%
居住地:東京圏51%、東京圏以外46%、国外3%
国 籍:日本93%、外国籍7%
役 職:一般社員44%、管理職42%、経営者14%

さらに所属する業界もさまざまです。
製造業、金融・保険業をはじめ、
医療・福祉、不動産業、情報サービス業、
中にはプロスポーツ選手もいます。

これだけ背景が違うと、
持っている価値観も当然違ってきます

授業でのディスカッションや対面授業で
人の価値観を知ることで、その時々の自分の
考え方や大事にしていることなどが浮き彫りにされてくるでしょう。

集まってくる学生がお互いに
生きた教科書となって学べる環境と言えます。


■人生を古典に学ぶ


もう一つは「人間学」からの学びです。

本学には「書経」「韓非子」などの
中国古典をもとに人間学を学ぶ科目が用意されています。

これは学長の北尾の
「経営者には経営や法律の知識だけではなく、人間学が必要だ」
という考えによるものです。

経営者は多くの人に影響を与える存在です。
人がついてきてくれるかどうかは
知識や能力だけでなく、人間的魅力の有無にかかっています。

だからこれを養い身につけておくべきである、
というのが北尾の考えです。

しかし人間的魅力は漠然としていて学びようがありません。
そこで中国古典を教科書とします。

これは現代を生きる私たちに役立つ、
いわば「生き方のヒント集」。
例えば「書経」には古代政治における
君主や臣下の言行が記されています。

古くから残る先人の言葉にヒントを得て人生を学ぶ。
一般のMBAスクールとは違った角度から
人生を学べる機会を本学は提供しています。


■まとめ


以上、「MBAは人生を学ぶ場所」と言える
2つの理由を解説しました。

「これでいいのだろうか」という悩みは、
生きている限り続くものです。
今後のキャリアだけでなく人生も好転させるものとして、
MBAがあなたのお役に立てば幸いです。

4/10(土)10:00-12:30
公開収録「法務概論」
講師:盧暁斐 准教授



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