10月に開講するMBA本科コース21年秋学期の募集が
すでに始まっています。

本来ならこの時期に春募集から切り替えるのですが、
今期は昨年12月中に秋募集を始めました。
21春入学の出願者数が今までになく多く、
受付を前倒しで締め切ったからです

今回は増加傾向にあるMBA本科の出願者数について、
その背景を考えていきます。

■出願者数が増えた理由

開校して13年目を迎え、本学は広く知って
いただけるようになってきました。
しかしそれだけで、ここまでの増加は説明できません。

やはりコロナ後の社会の変化が少なからず
影響していると考えます。

■コロナ後のポジティブ要因

ポジティブな要因としては「オンライン〇〇」が
一般に広く浸透したことが挙げられます。

おかげで、オンライン教育に対する抵抗も
小さくなっているのではないでしょうか。

この1年は一般の大学などの教育機関もオンライン化に
舵を切らざるを得ない状況でした。
今後はオンライン教育がごく普通のものとして
認識されていくでしょう。

■コロナ後のネガティブ要因

ネガティブな要因としては、先行きの不透明感が
急激に強まったことが挙げられます。

コロナ禍による解雇や収入の減少を受け、
「このままではまずい」
と思う人は以前より増えているはずです。

日常が大きく変わったことで、これまでを振り返り
今後を考える機会にもなりました。

その中での行動の一端が本学への出願者数に
現れたのかもしれません。

■医療関係者の出願が増えた

21年春募集ではとくに医療関係の方の出願や
説明会への参加が目立ちました。
「事業を承継するので経営を学んでおきたい」
というのが主な動機です。

じつは医院の経営環境は年々厳しくなってきており、
昔のように医療技術を磨いているだけでは
経営が成り立ちにくくなっています。

出願した方々の志望動機を見るに、
「先代と同じやり方ではこれからは通用しない」
「選ばれる医院になるにはどうすればいいか」
といった危機感が背景にあるようでした。

コロナ禍はこの危機感をいっそう強めたのでは
ないでしょうか。

■今は強い動機が生まれやすい

学ぶには動機が必要です。
とくにMBAは時間もお金もかかるので、強い動機が
なければとても決断できません。

にも関わらず出願者が増えているということは、
学びに駆り立てる強い動機が個々人に生まれやすい
状況にあるのだと思います。

■まとめ

出願者数増加の傾向は、現在募集中の21年秋募集でも
続くと見ています。
MBA取得をご検討中の方は、ぜひお早めに情報収集を
始めてください。

本学のイベントや個別相談、資料請求も活用できます。

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