今だからこそMBAを取るメリットを再考する
案内メール
突然ですが、MBAを取るメリットは何だと思いますか?
筆者は「選択肢が広がること」だと考えています。
昨年は個人が働き方の選択肢を持つ意義がより高まった1年でした。
■2020年1月16日
2020年1月16日。
この日、厚生労働省が国内で初めて新型コロナウイルスによる
肺炎患者が出たことを公表しました。
あれから1年。
公共の場でのマスク着用、「ソーシャルディスタンス」「3蜜」といった
言葉の定着、テレワークの普及など、
私たちの暮らしは今までにないほど大きく変化しました。
こんなに短期間でここまで世の中が変わりうることを、
多くの人が思い知った1年だったと思います。
■経済への影響も大きかった
経済の状態も大きく変わりました。
2020年末時点のコロナ関連の解雇は7万9千人あまり。
これは厚生労働省が把握している限りの数字ですので、
実際にはもっと多いと思われます。
解雇まではいかなくても、収入や働く日数の減少、雇用形態の変更
などで影響を受けた方もおられるでしょう。
緊急事態宣言解除以降、一時はいくらか持ち直したように見えましたが、
ご承知のように年末にかけて情勢はさらに悪化しており、
コロナ以前の状態からは程遠いのが現状です。
■業績が上がった企業に吹いた追い風
とはいえ、この状況がプラスに働いた企業も存在します。
住友林業は20年9月度において金額ベースの住宅受注高(戸建て注文住宅、
賃貸住宅、リフォームの合計)が対前年同月比で129%に伸びました。
背景には住宅ローン減税の適用期限の延長があり、持ち家を購入する顧客層を
取り込み続けられたことが大きいと考えられます。
洗車サービスやコーティングサービスを展開するキーパー(KeePer技研)の
既存店売上高は同115.3%でした。
新車購入をためらう人が増えて「きれいにコーティングしてもう少し乗ろうかな」
と思うようになったのが、好調の背景と分析されています。
■有利な条件は気づかなければ活かせない
どちらの企業にも追い風が吹いたのは確かです。
ただ追い風に気づいて掴んだのは企業自身の努力の結果であった思われます。
これは個人にも言えることです。
コロナで大変な中でも好機に気づいてつかめる人や企業は、
これからどんな状況になるかは関係なく、
日頃から自分にできることを着実に増やしていたのではないでしょうか。
これが選択肢をもつ意義です。
変化が大きい今だからこそ、選択肢はチャンスをつかむフックのような働きをします。
■選択肢を増やす方法の王道
選択肢を増やすには自ら勉強するしかありません。
とにかく経験を積むのもありですが、
ゼロから始めるには勉強に比べてハードルが高めです。
勉強のほうが手軽で、誰でもすぐにでも始められます。
これは本学のメルマガなので、勉強やスキルアップというと
どうしてもMBAの話にもっていってしまいがちですが、
すべての人にMBAをおすすめするわけではありません。
まずはご自分の実現したい未来に合った選択肢を探してみてください。
もしMBAが合っていそうなら、いつでもご相談に乗ります。
個別相談や各種イベントなどは毎月開催しておりますので、
必要になったらご利用ください。
2021年もどうぞよろしくお願いいたします。
2/6(土)10:00-12:00
オープンキャンパス 体験授業「中国企業のマネージメント」
講師:細沼藹芳 教授
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