お金の計算が合わなかったら?
案内メール
12/5(土)オープンキャンパスの体験授業は「問題解決技法」です。
今回は問題解決技法がどんなものかをイメージしていただけるように、
事務局スタッフである筆者の実体験から「お金の計算」を例にご紹介していきます。
ではどうぞ。
■お金の収支が慢性的に合わない!?
以前在籍していた会社に職場の忘年会などのイベントを企画し取り仕切る仕事がありました。3人一組で、1年ごとに持ち回りで担当することになっています。
会費などのお金の管理ももちろんやらなければなりませんが、
私が引き継いだ時、すでにお金の収支が合っていませんでした。
「前任者がちゃんとやってなかったんだな」
そう考えて自分たちはきちんとやるようにしたのですが、
月に一度計算してみるとやっぱり収支が合いません。
そこで原因を考えてみました。
■お金が合わない原因は何か?
いくつか原因らしきものが思い当たったのですが中でも私たちは「入力をまとめて行っている」ことに着目しました。
当時お金の出し入れの記録は、
レシートがたまってからエクセルシートに一括で入力する方式でした。
では、なぜまとめて入力してしまうのでしょうか。
それは「いちいち入力するのがめんどくさかったから」です。
■さらに原因を考えた
お金の記録を入力するにはパソコンの前に座りファイル開かなければなりません。パソコンはお金が管理されている場所からやや離れたところにあり、
思い立ったらさっとできる環境ではなかったのです。
それならば、ぱっと入力できるようにしたら無理なく1件ずつ記録ができるんじゃないか。。。
でもパソコンは動かせません。
そこで私たちは全く違うやり方を採用することにしました。
■パソコンをやめた
「パソコンをやめて出納帖に手書きで収支を記録する」これが私たちが考え出した解決策でした。
ノートならお金の近くに置いておけますし、書く時もさっと開くだけでOKです。
これを実践したところ、1円のずれもなく収支が合うようになりました。
万単位で合わないのが当たり前だっただけに、ものすごく感動したのを覚えています。
■問題解決にはアプローチが必要
私たちははじめお金が合わない問題を「きちんとやる」という“心がけ”で解決しようとして失敗しました。
問題解決にはアプローチが必要です。
現状と理想の状態を把握し、問題の原因を考えて解決策を立てるという段階を踏む必要があります。
このやり方は特別ではなく、日常生活においてもビジネス場面においても変わりません。
■体験授業で問題解決技法を体験できる
12/5(土)オープンキャンパスの体験授業では、より順序立てて問題解決技法を体験していただけます。授業を担当する太齋利幸准教授は、課題解決力向上研修など、
コンサルタントとしての経験を踏まえた実践的な指導を行っている先生です。
気になった方は下のボタンから詳細をごらんください。
12/5(土)10:00-12:00
オープンキャンパス 体験授業「問題解決技法」
講師:太齋利幸 准教授
オープンキャンパス 体験授業「問題解決技法」
講師:太齋利幸 准教授
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