MBAと中小企業診断士、どっちを取るべき?

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MBAと中小企業診断士、どっちを取るべき?

経営に関する能力を伸ばしたい場合に候補に挙がることが多いMBAと中小企業診断士。

どちらに挑戦すべきか悩んで本学へ相談に来られる方も実際におられます。
今回は、MBAと中小企業診断士の違いを取得後のキャリアアップ・キャリアチェンジ
という視点で比べてみました。


■アドバイザーとして活躍するなら中小企業診断士


中小企業診断士は経営コンサルティングに関する唯一の国家資格です。
取得後は企業内はもちろん、経営コンサルタントとして独立し能力を活かすこともできます。

  • 経営コンサルタントとして起業
  • コンサルティング業界への転職
  • 社内でコンサルティング能力が活かせる部署へ異動

特徴的なのは、コンサルティングだけに「アドバイスする側」に回るということ。
企業の経営について調査し、改善のための提案をするのが主な仕事となります。

企業とコンサルティング契約を結んで仕事をするか、
企業内のしかるべき部署で役割を担うか。
アドバイザーとして企業の経営改善に貢献したい方は中小企業診断士となります。


■プレーヤーとして活躍するならMBA


MBAは経営学の大学院を修了した人に与えられる学位です。
MBAも中小企業診断士と同様、取得後に独立や転職、希望する部署への配置転換といった
キャリアパスがあり得ます。

  • 自分で事業を立ち上げる
  • 共同経営者として事業運営に参加する
  • 企業内のリーダーとして経営の知識やスキルを活かす

中小企業診断士と違うのは、活動する際の立ち位置です。
中小企業診断士がアドバイザーなら、MBA取得者はプレーヤー。
実際に経営や企業運営に関わる側の人として力を発揮することになります。

本学の修了生でも、MBA取得と同時に希望する企業に転職された方や
自分の事業を興して運営されている方が大勢います。

自分でビジネスをやりたい!という方にはMBAがおすすめです。


■実務家のバックボーンを作るMBA


とはいえ、とにかく経営スキルを身につけたいなら、
手探りでもいいのでビジネスを立ち上げ自分でやってみるのが先かもしれません。

本学でMBA取得を目指す方の中には、
「自分なりにビジネスに関わってきたけれど、改めて体系的に経営を学んで
今後のキャリアアップやビジネスの発展につなげたい」
という理由で学び始める方もおられます。

MBAにはこのような使い方もあるんですね。
ただ取るだけの学位ではないことがおわかりいただけるかと思います。

MBAは短期間でビジネスプロフェッショナルを育成するコースです。
実務家としてのバックボーンを得たいという方はご検討ください。


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