問題解決技法と割り算の共通点

案内メール
悩んでいる人

突然ですが、「問題解決技法」と聞いて
あなたはどんな言葉を思い浮かべるでしょうか。


ロジックツリー、MECE、コーザリティ分析、
PEST分析、3C分析などなど。
言葉を思い浮かべるだけで「難しそう」
「自分には関係ない」と思えてしまうかもしれません。


本を探せば問題解決の書籍は
ビジネスコンサルタントの方が書いたものが多く、
余計に縁遠いものに感じてしまいます。


しかし問題は場面を問わず誰にでも降りかかってきます。
あなたの目の前で発生した問題はあなた自身で解決するしかありませんが、
思い付きの対処ではどうにもならないこともあるでしょう。


そんな時に役立つのが「問題解決技法」です。
ビジネス上の課題だけでなく、日常の問題にも使えます。
頭の良さは関係ありません。


■誰にでもできるのが問題解決技法


問題解決技法は問題に直面した時の
頭の使い方を技法に落とし込んだものです。


たったそれだけで頭の良さと関係なく
問題が解決できるようになると言われても、
にわかには信じがたいですよね。


じつは技法の威力は誰もが小学校のときに体験しています。
たとえば以下の計算。
計算機を使わずに、あなたはどうやって答えを出しますか?

18673÷71

このままでは計算できない人でも、
例の斧のような記号を使って筆算にすれば
簡単に答えが出せるはずです(ちなみに答えは263でした)。


技法によって頭の使い方が変わるイメージが
なんとなくつかめたでしょうか。
型にはめれば、あとは手順通りに進めるだけで
答えにたどり着けるのです。


■問題は型にはめて解決する


問題を解決するには、一連のプロセスを踏む必要があります。
その意味では割り算ほど単純ではありませんが、
複雑である必要もありません。


問題抽出→原因分析→課題設定→実行
論理的にステップを踏んでいけば
確実に問題解決に近づくことができます。


ただし技法さえあれば、
すぐに問題解決がうまくいくわけではありません。
技法を使いこなすには練習が必要です。
これは割り算の計算と同じですね。


■問題解決技法はビジネスにも生活にも役立つ


新型コロナウイルスにより、
たった数ヶ月で世の中が一変したのはご存じの通りです。


変化が急激に訪れるときには問題も多く生まれます。
あなた自身、この1ヶ月だけでも
たくさんの問題に直面し、対応されてきたことと思います。


残念ですが、これからも問題はなくなりません。
・何をやってもうまくいかない
・どこから手を付けたらいいかわからない

生活においてもビジネスにおいても、
問題に直面したとき問題解決技法は必ずあなたの助けになります。

(この記事は2020年5月15日配信の案内メールを一部改変したものです)



MBA情報が届くメルマガに登録!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加