「実績を上げれば高く評価します」で人は動くか?
案内メール

実績を上げれば高く評価される。
一見筋が通っているように見えますが、実際これで組織において人は動くでしょうか?
今回は先進型の組織において取り入れられているマネジメントのお話です。
■「自分は平均以上」とみんなが思っている
実績を上げれば高く評価され、上げられなければペナルティが課されることもある。これはアメとムチに代表される旧来型のマネジメント(ペナルティは極端ですが)。
このやり方が現代社会に合わなくなってきているのは周知のとおりながら、
いまだに続けている企業も少なくありません。
そもそも人は「他人と比べて自分は平均以上」と考える傾向があります
(※出典:ウィキペディア「レイク・ウォビゴン効果」)。
したがってごく一部のとくに優秀な人だけを評価すれば、多くの人が不満を持つのは当然です。
ではどうすればいいでしょう。
■動機づけは自身の内面から
マネジメントは進化しています。上司から評価されるのではなく、自分たちで目標を設定し、
進捗や達成度をチェックしつつ継続的な改善ができる。
そんな会社・組織が増えています。
その土台にあるのが「内発的動機づけ」。
つまり働く人自身の内面に起こった興味、関心や意欲による動機づけです。
これを重視して活かせるかどうかが、今後組織におけるマネジメントの成否を握る鍵となってくるでしょう。
■まとめ
内発的動機づけが力強いのは、容易に想像できます。しかしそれをマネジメントに生かすイメージは湧きにくいかもしれません。
旧来型のマネジメントは容易ですが、限界もまた見えています。
マネジメントスキルもアップデートが必要です。
(この記事は2020年3月13日配信の案内メールを一部改変したものです)
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