キャリアの安定は安定から遠い場所にある
案内メール
筆者が学生だった頃、
キャリアの安定は就職先で決まっていました。
公務員や大企業の社員になることが
「安定」と考えられていたのです。
しかし時代と共に
安定の考え方は変わっています。
今の時代においてキャリアの安定とは
どんな状態を言うのでしょうか。
■安定は「姿勢」
結論から言うと、キャリアにおける安定は
「姿勢」であると思います。
これに対して公務員や大企業は
「場所」です。
安定した場所を探すのが
かつてのキャリア形成の必勝パターン。
今はどんな場所でも
安定して立っていられる「姿勢」が
求められていると考えます。
■安定を手に入れるには?
「姿勢」による安定を手に入れるには
どうすればいいでしょうか。
皮肉な話ですが、
安定を遠ざけるほど姿勢は安定します。
企業に所属して働いていたとしても、
つねに自分の市場価値を考えて仕事をしている。
ずっと会社にいることもできるけれど、
チャンスには貪欲に手を伸ばしていく。
そんな姿勢を普段の業務にも
自己研鑽にも貫いている人は、
他の企業から求められるでしょう。
自身で起業してもうまくいくかもしれません。
強い姿勢が身についているからこそ、
場所を選ばすに済む。
これが現代のキャリアにおける安定です。
■大樹は頼りにならない
「寄らば大樹」と言えない今、
頼るべきは実績を伴った自分のスキル。
「寄らばスキル」が今のキャリア形成の
根底にある考え方かもしれません。
もし今日、
あなたの働く会社がなくなってしまったら、
あなたは困りますか?
「なんとかなりそう」と思えるなら、
すでにいい姿勢が身についていると思います。
「途方に暮れる」なら、
安定していそうでじつは
不安定なキャリアかもしれません。
■まとめ
以上、今の時代における
キャリアの安定についてお伝えしました。
「寄らば大樹」ではなく
「寄らばスキル」が今の安定の
あり方ではないかと思います。
本学でもすでに会社を経営している方が
学びに来られています。
安定と学びはセットになっているともいえそうです。
公開収録「世界経済と政策対応」
開催日時:3/27(月)18:30-20:30
参加方法:現地/オンライン
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