リーダーに必要な2つの教養

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眼鏡をかけた犬

経営者をはじめ、リーダーは周りの人を活動に巻き込みます。

自分以外の人にいかにして動いてもらうか。
ここが成果を出せるか否かの分かれ道ですが、ただ優秀なだけでは人は動いてくれません。

今回はリーダーに必要な2つの教養についてお話しします。


■リーダーに必要な2つの教養


結論から言うと、リーダーに必要なのは実学と人間学です。
それぞれ説明します。


■伸ばしやすい「実学」


実学とは、仕事をしていく上で絶対に必要なスキルのこと。
プレイヤーとして活躍するなら実学重視でいいかもしれません。

実学は専門知識やスキルなので、学習さえすれば比較的短期的に向上させることができます。


■伸ばし方がわからない「人間学」


人間学は人をリードする上で不可欠な教養です。
実学がプレイヤー的な要素なら、人間学はマネージャー的な要素と言えます。

人間学が難しいのは、実学と違ってつかみどころがないからです。
どうすれば伸ばせるのかわからないだけでなく、自分の実力さえ測るのが難しい。

必要性は感じつつも、ずっと棚上げにして日々の業務をこなしてしまっている人も多いでしょう。


■人間学的教養の評価


じつは人間学的教養が身についているかどうかがわかる瞬間があります。
組織で危機的状況が起こった時です。

人は困ったとき誰に相談するでしょうか。
信頼できる人、話しやすい人、この人なら聞いてくれると思った人のところへ行くはずです。

周りの人のとっさの行動が、自分の人間学的教養への評価と考えられます。


■中国古典を行動指針に


周りの人からの信頼は普段の行動の積み重ねによって得られるもの。
何をするかはケースバイケースですが、行動の指針は決めておくことができます。

ここで参考にされるのが論語などの中国古典です。

論語には「どうしたら人は動くのか」について書かれた箇所が多く、
ビジネスマン向けの書籍も多数出版されています。

学生の時にはピンと来なかった人ほど、一度読んでみることをお勧めします。


■人間学を学べるビジネススクール


本学はもともと経営者のためのビジネススクールとして始まりました。

経営者をリーダーと考えて、人間学を学ぶことを重視しているのが
他のスクールとの違いです。

論語はもちろん、書経や秦の始皇帝も読んだと言われる
貞観政要などが学べる科目もあります。

興味のある方は科目一覧からご覧ください。
シラバスも見られます。


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