今の企業がマーケティングを必要とする理由

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混み合う町

「マーケティング」は今でこそ普通に使わる言葉ですが、
以前は違いました。

「作れば売れる」「いいものであれば売れる」時代なら、
重視しなくてよかったのだと思います。

ではなぜ今はこんなにも
「マーケティング」が注目を集めるのか。

今回は
「今の企業がマーケティングを必要とする理由」
について解説します。


■マーケティングが必要になった理由


簡単にいうと、商品をただ置いておくだけでは売れなくなった
だから売り方が重要になったということです。

なぜただ置いておくだけではダメなのか。
それは「商品」と「顧客」それぞれの事情が変化したからです。


■差別化しにくくなった


まず商品は差別化がしにくくなりました。

パソコンを思い浮かべてください。
「似たようなものばかりでどれを買ったらいいかわからない」
と売り場を歩き回ったことはありませんか?

実際スペックも価格もだいたい同じパソコンは複数存在します。
似た者同士の競争が当たり前になっているから、
選ぶべき理由をユーザーに知ってもらわねばなりません。

これをするのがマーケティングです。


■顧客が多様化してきた


顧客の変化もマーケティングの重要性を高めました。
いろんな種類のお客さんがいると認識されるようになってきたのです。

パソコンが売り出されたばかりのころは、
パソコンを買うのはごく限られた人たちでした。

だから「新発売のパソコンです」といって置いておけば、
用事のある人が必要なものを買っていってくれました。

今はバリバリのビジネスマンはもちろん、
普通の主婦や小学生でもお客さんになりえます。

商品はもとより、売り方も当然変えなければなりません。

誰にどんな売り方をするのかを考えなければならないから、
マーケティングの考え方が役に立つというわけです。


■まとめ


マーケティングは「これさえ身につければ何でも売れる」
と言われることがあります。

なんでもはさすがに言いすぎと思いますが、
そのくらいパワフルな考え方であるのは間違いありません。

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