MBAに意味はない?

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考える女性

「MBAに意味はない」
という意見を聞いたことがあるかもしれません。

でも本当にそうでしょうか。
現在でもビジネススクールへ進学する人は多くいます。

今回は「MBAに意味はある」という立場でその理由を書いてみます。


■「MBAに意味はない」と言われる根拠


コストがかかる割にキャリアアップや転職が約束されていないのが
「意味はない」と言われる主な理由ではないかと思います。

海外で取るのが当たり前だった頃なら、
MBAは成功へのパスポートだったかもしれません。

しかしスクールが増えて国内で働きながらでも取れる現在、
MBAの意味はもはや別物であると考えたほうがいいです。

成功へのパスポートではなく別のツールと考えて、
活かす必要があります。


■経験からすべて学べる?


仕事も起業も現場でしか学べない。
たしかにそのとおりです。

100の知識より、1の経験のほうが重みがある場合もあります。

だからといって経験だけで成長していけるものでしょうか。

チャーハンを作るとします。
作るだけなら誰にでも作れますよね?
ごはんと具材を油で炒めて塩コショウをすれば形にはなります。

さらにおいしくするために自分で工夫していくのもいいですが、
それははたして近道でしょうか。

おいしく作る人に方法を聞いたり、レシピを調べたりしたほうが、
上達は早く完成度も高くなるはずです。

仕事にも同じことが言えます。


■経験至上主義からの脱却


学問とは知識を得ることではありません。
他者の経験を疑似体験することです。

そう考えると、学び続けることで自己成長できるのがわかるでしょう。

経験はもちろん大切です。
しかし、他者の経験と照らし合わせて、自らの経験を再構築しないと
せっかくの経験も薄っぺらいものになってしまいます。



■経験に厚みを持たせるのがMBA


MBAは、あなたがこれまで積んできた経験を
他者の経験と照らし合わせる機会になります。

それはあなた自身の経験に厚みを持たせ、
次のステージへ進む力になるでしょう。

MBAは成功へのパスポートではなく、
あなた自身を大幅にアップデートする
プログラムのようなものです。


目的に合ってさえいれば、
「意味はある」と言えるのではないでしょうか。



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