MBA取得が事業承継に役立つ3つの理由

事業承継の際に大きく立ちはだかる問題が、現社長の立場から見ると後継者の育成、後継者として指名された方の立場から見ると次期社長としてふさわしい能力の獲得です。後継者にとって、長きにわたってさまざまなお取引先にお世話になりながら営まれてきた事業を引き継ぐのは大きなプレッシャーであり、経営能力を向上させるために何をすればいいのか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

経営能力を向上させるための効果的な手段のひとつが、MBAの取得です。特にSBI大学院大学では、ほかの学校が提供するコースと異なる特徴を備えており、実際にSBI大学院大学のMBAコースに通われている事業承継予定の方からも、継承後の会社運営に役立つ学びが多いというお声をいただいています。どのようなポイントが、事業承継に効果的なのでしょうか。 。

MBA取得が事業承継に役立つ3つの理由

5割の企業が後継者問題に頭を悩ませている


事業承継の問題として真っ先に議題になるのが後継者に関する問題ですが、実際にはどれくらいの企業が後継者問題に頭を抱えているのでしょうか。また後継者はどのような基準で選ばれているのでしょうか。

中小企業庁の調査によると、事業をやめたいと考えている中小企業のうち、適切な後継者がいないことに関する理由を第一に挙げた企業は、5割以上にものぼります。別の調査では、後継者を決定した要因としてトップに選ばれたのが「経営能力の優秀さ」であり、3位に選ばれた「血縁・親戚関係」よりも重要視されていることが分かります。

しかし、後継者不足に頭を悩ませながら、経営能力を基準に後継者を選んだとしても、事業を引き継いだ結果廃業に追い込まれてしまう例も少なくありません。社長の右腕として長年経営をサポートしてきた従業員を後継者として抜擢するも、育成が不十分だったために事業が立ち行かなくなってしまったという事例も存在します。たとえ右腕として仕事をしていたとしても、経営者の視点を養うことは難しいのです。

このような現状に対して、SBI大学院大学におけるMBAコースはなぜ事業承継に役立つのでしょうか。

| 理由1:事業計画書作成により経営者視点が身につく

SBI大学院大学では、2年次の「事業計画演習」の授業において、事業計画書の作成が求められます。「事業計画演習」では、現実の事業と同じ前提で学生の方々がご自身でテーマを決定し、事業計画の設計を進めるゼミ形式の授業です。収支計画、資金調達計画なども含めて設計し、成果物の発表会において教員はもちろんのこと、学外専門家からの評価・指導も行われる、極めて実践的な内容となっています。

実行可能な高い精度を持った事業計画書を作成する経験は、何よりも経営者視点を身につけるための貴重な経験となり、事業を継承する際の大きな糧となるはずです。すでに経営者として会社の運営をされている在校生の方からも、「事業計画を立案するうえで、実行可能なプランに落とし込む力を鍛えることができています」という声をいただいています。

これまで事業計画書を作成したことがないという方も、ご安心ください。「事業戦略構築論」といった授業で事業計画書作成に必要な基礎知識などを学んだうえで事業計画書作成に取り組んでいただきますので、事業計画立案の基礎から実践までをしっかり学ぶことができるよう配慮されています。

| 理由2:テクノロジートレンドの事業への落とし込み

トレンドのテクノロジーの研究と、事業化に向けた活用事例をいち早く授業に取り入れるのも、SBI大学院大学の大きな特徴のひとつです。

例えば製造業の世界においては、IoTやビッグデータ、AIなどのIT技術を活用した「インダストリー4.0(第四次産業革命)」が大きな話題を呼んでいます。インダストリー4.0が実現するモノづくりの世界では、消費者ひとりひとりのリクエストに応えるマスカスタマイゼーションや、大都会の真っただ中での生産を可能にするマイクロファクトリーなど、これまでの製造業の常識がことごとく覆されるため、新規事業のチャンスがそこかしこに埋まっています。SBI大学院大学の授業では、最新技術のトレンドはもちろんのこと、それらを活用してどのようにビジネスプランまで落とし込むかという所まで扱いますので、受け継いだ事業を時代に合わせてさらに飛躍させる能力を身に付けることができます。

| 理由3:思念を共有化し、事業を推進していく人間力の育成

SBI大学院大学のMBAコースでは、ロジカルシンキングやファイナンス、戦略立案といったスキルの獲得に加えて、人間力の育成にも重点が置かれているのが特徴です。組織の活動は人の営みである以上、事業を推進していくためには人との交流が欠かせません。そのため本学学長の北尾は、事業を推進していくうえでは、多くの人と同じベクトルを持って進んでいく「志念の共有化」が重要だと提唱しています。

特に後継者として会社を引き継いでいくうえでは、従業員、従業員の家族、取引先、地域の住民といった多様なステークホルダーに囲まれながら運営していく必要があるため、人間力の向上が効果を発揮する場面も多いのではないでしょうか。実際に事業の継承を卒業後に予定されている在校生の方は「SBI大学院大学で磨かれる人間力は、事業の運営を含めさまざまな場面で効果を発揮することができる」とお話しされており、価値を感じていただいています。

事業承継を控えている方にとって、経営能力の向上は最も大きな課題ですが、MBAコースの受講は大きな一助となるはずです。ぜひ受講を検討されてみてはいかがでしょうか。