ふみか通信|「人とのつながりが、仕事を広げる」
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お世話になっております。SBI大学院大学の鈴木ふみかです。
10月も後半となり、今年も残すところあと2か月あまりとなりました。
突然ですが、皆さんは「人とのつながり」に助けられた経験はありますか?
仕事をしていると、自分一人の知識や経験だけでは解決できないことに出会う場面があります。
そんなとき、自分とは異なる経験や専門性を持った人とのつながりが、思いがけない力になることがあります。
今回は、「人とのつながりが仕事を広げる」ということについて考えてみたいと思います。
■自分一人でできることには限界がある
社会人として経験を積む中で、自分の得意分野や専門性は少しずつ広がっていきます。
一方で、新しい仕事や事業に挑戦しようとすると、これまで関わったことのない業界の知識や、自分にはない経験が必要になることもあります。
例えば、新しい事業を始めるには、商品やサービスに関する知識だけでなく、マーケティング、資金調達、法務、人材、システムなど、さまざまな視点が必要です。
そのすべてを一人で身につけ、解決することには限界があります。
そんなときに、
「その分野なら、この人に聞いてみるとよいですよ」
「この業界に詳しい人を紹介できますよ」
と言ってくれる人の存在が、大きな助けになります。
人とのつながりは、単に知り合いを増やすことではなく、自分にはない知識や経験に触れる機会を広げてくれるものなのかもしれません。
■コネクションは、自分の世界の外側につながる入口
コネクションというと、有名な人や影響力のある人と知り合うことをイメージする方もいるかもしれません。
でも、必ずしもその人自身が答えを持っている必要はありません。
悩みを相談した相手から、「それなら、もっと詳しい人がいますよ」と別の人につないでもらうことで、物事が動き始めることがあります。
一人との出会いが、その先にいる人や、これまで知らなかった業界、新しい考え方へとつながっていく。
そう考えると、コネクションの価値は、知り合いの数ではなく、自分の世界の外側にある知見や経験に触れられることにあるのではないでしょうか。
■修己会主催「泉の虎」
先日、本学の修了生の会である修己会が主催する「泉の虎」が開催されました。
「マネーの虎」をオマージュした企画で、応募者が自身の事業やアイデアについてプレゼンテーションを行い、それに対して実践的なアドバイスが行われました。
この企画の大きな目的の一つが、本学で得た学びを「学びっぱなし」にせず、実際の事業や行動につなげていくことにあります。
学んだ経営理論や人間学を実際のビジネスでどう活かしていくのか。
さらに、修了生がこれまでの経験や知見、ネットワークを還元することで、挑戦する人を後押しする。
そんな「知の循環」を生み出すことを目指した企画でもあります。
「マネーの虎」と聞くと、資金提供を受けるためのイベントをイメージするかもしれません。
しかし、「泉の虎」は単なる資金支援の場ではありません。
事業構想に対して実践的なアドバイスを行い、人とのつながりや協業など、新たな支援の可能性を探る場として企画されています。
実際に当日交わされていたのも、資金の話だけではありませんでした。
「この方法でアプローチしたらどうか」
「この切り口なら、もっとマネタイズできるのではないか」
「この人たちとつながれたら、より実現しやすいのではないか」
といった、事業そのものをブラッシュアップするアドバイスや、発表者に足りない知見やコネクションを補うための意見も多く交わされていました。
自分にはない知識を持っている人がいる。
自分にはない経験をしてきた人がいる。
そして、その先の誰かへつないでくれる人がいる。
そうした人とのつながりが、自分だけでは見つけられなかった次の一手につながる。「泉の虎」を見ていて、そんなコネクションの価値を改めて感じました。
学んだことを自分の中だけに留めるのではなく、実践し、さらに自分の経験や知見を次の誰かへつないでいく。
そんな循環が、新しい挑戦を生み出していくのかもしれません。
■コネクションは日頃の関わりから生まれる
「将来のために人脈を作らなければ」と考えると、少し身構えてしまうかもしれません。でも、最初から仕事上のメリットを求めて多くの人と知り合う必要はないと思います。
・面白そうなイベントに参加してみる
・自分とは違う仕事をしている人と話をしてみる
・興味を持ったことについて質問してみる
・以前知り合った人に、久しぶりに連絡してみる
そんな小さな行動の積み重ねが、結果として自分の世界を少しずつ広げていくのではないでしょうか。
今すぐ仕事につながらなくても、しばらくしてから一緒に仕事をしたり、相談し合ったりする関係になることもあります。
必要になってから人を探すのではなく、普段からさまざまな人と関わり、お互いの経験や考え方を知っておくことも大切なのかもしれません。
本学には、授業での学びだけでなく、在校生や修了生とつながるさまざまな機会があります。
「泉の虎」のように、そのつながりが新しい挑戦を後押しし、自分一人では得られなかった知見やコネクションにつながることもあります。
MBAで得られるものは、知識や学位だけではありません。
自分一人では出会えなかった人や、自分にはなかった視点との出会いも、大きな財産の一つなのだと思います。
皆さんも、しばらく連絡を取っていないけれど、また話をしてみたい人を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
一本の連絡から、思いがけない新しい仕事や学びが始まるかもしれません。
今後も「ふみか通信」では、SBI大学院大学の最新情報や学びに役立つ話題をお届けしていきます。
それでは、来月もお楽しみに。
SBI大学院大学 鈴木ふみか
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