問題解決にプロセスはありますか?

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生活やビジネスの場面で日々発生する問題に
どう対処していますか?

新たな問題が発生するたびに
「どうしよう」と悩むばかりでは
疲れてしまいます。

もし「こう考えれば何かしらの答えに
必ずたどり着ける」プロセスを持っていたら、
それに乗っかるだけで自動的に
解決に近づいていけるでしょう。

今回は「問題解決にプロセスはありますか?」
というお話です。


■問題分析の有名な方法


当てはめれば自動的に
するべきことが見えてくる。
そんな問題解決のプロセスは
いくつか存在しています。

有名なのは「なぜなぜ分析」でしょう。
問題を発見したら
「なぜ」を5回繰り返すもので、
トヨタの生産方式の中から
生まれた方法といわれています。


■「なぜなぜ分析」で考えてみる


たとえば「書類の日付を書き間違える」
という問題があるとします。
これを「なぜなぜ分析」に当てはめると、

書類の日付を間違える
→間違えるのはなぜか?
  ↓
記憶に頼るからだ。
→なぜ記憶に頼るのか?
  ↓
スケジュール表が手元にないからだ。
→なぜ手元にないのか?
  ↓
フォルダの奥のほうにあるからだ
→なぜ奥のほうにあるのか
  ↓
そこが共通の置き場所だから
→なぜそこでなければいけないのか
  ↓
みんなで使うファイルだから
  ↓
じゃあショートカットを作れば、
自分のPCのデスクトップに置いて
すぐに開いて見られるよね?

まだ4回ですが、
こんな感じで解決につながりそうな
アクションが見つかります。


■「なぜなぜ分析」の弱点


「なぜなぜ分析」は
とてもシンプルな問題解決技法です。

シンプルなだけに使い勝手はいいですが、
原因を恣意的に特定できてしまうため、
おかしな解決策が導き出されることもあります。

つまり「フォーマットに当てはめさえすれば
誰にでもすぐに使える」
というものではないのです。

シンプルで汎用性があるだけに、
きちんと使うには練習が必要です



■問題解決技法を学ぼう


11/20(土)のオープンキャンパス体験授業は
「問題解決技法」です。

「なぜなぜ分析」よりは
もう少し細かいやり方で、
問題を発見し原因を分析する方法を学びます。

講師は本学MBA本科コースで
同科目を担当している太齋利幸准教授。

ビジネスでも日常生活でも使える
問題解決技法に興味がある方はぜひどうぞ。


オープンキャンパス
体験授業「問題解決技法」
開催日時:11/20(土)10:00-12:00
参加方法:オンライン開催


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