田中:まず、仕事が変わりました。ずっと建築関係の仕事をしていたのですが、自分で何か新規ビジネスができないかなと考え、現在の会社に所属しながらそこでこれまでの経験を活かした新しい事業展開ができればと奮闘しております。
「自分軸ができた」ということが2つ目の変化です。これまで会社に勤めている時も経営側の業務を主としていたので、経営に関するスキルはある方だと思っていたのですが、大学院で改めて経営学を体系的に学ぶ中で、勉強して初めて分かったこと、さらに実践を通して初めて分かったことなど、自分の知らないことが多くあるなと気づきました。
自分軸ができることで、分からないこと、苦手なこと、自分に足りないところを素直に受け入れることができました。変化と挑戦を楽しめる精神が身についたと感じています。
今のビル管理や清掃の仕事は、これまでに経験してこなかった業務分野ばかりです。会社の存続のために、とにかく仕事を掴んで来るなんてこともあり、自分が日々たくましくなっているのが分かります(笑)。
繰り返しになりますが、SBI大学院大学に通って本当に自分に正直になることができました。自分の得手不得手を理解し、受け入れ、いろいろな境遇を持つ学友と切磋琢磨した経験が今の自分を支えていると感じます。