芦谷さん:社会の未来のために自分ができることを模索している中で、前述の理由から、良質な教育を社会に届ける為に、まずは学校に通えない発展途上国の子供たちに教育の機会を提供したいと考えました。
その時、大学院で知り合った同期の千葉真也さん(2022年9月修了)が以前カンボジアで小学校を建設した話を思い出し、2024年1月頃に相談したところ、千葉さんと笠井克彦さん(2024年3月修了)も賛同してくださいました。
小学校の建設に向けて話を進めた結果、予想以上にスムーズに計画が進み、相談から1年後に建設が実現しました。こんなにも早く実現できたのは、同じ使命感を持ち、深く共感し合える仲間に大学院で出会えたことが大きかったからです。
この出会いは、私にとってかけがえのない貴重な財産となりました。もちろん学校を1校建てただけで社会が変わるとは思っていませんが、「何かしたい」という自分の気持ちを、一つ前に進めるために必要な一歩となりました。
