公開収録とは

SBI大学院大学の講義は動画によるオンラインでの授業が中心です。
講義で使用される動画は、通常、収録用の部屋で撮影されますが、公開収録では一般の方にも参加、受講いただけるようにセミナー形式で実施するものです。

公開収録「経営哲学」/担当教員:十名直喜 先生

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■「経営哲学」の概要
経営とは何か、品質とは何か、働くとは何かが、根底から問われています。

経営とは、人間が目的に向かって協働して行う営みであり、目的達成の技術と理念の総体とみることができます。
その経営概念を一番有効に使ったのが企業ですが、種々の「過剰」が問題を引き起こしてもいます。

日本的経営の根幹をなした品質と働き方の「好循環」は、どのように「悪循環」に転じたのでしょうか。
その再生の手がかりとなるのが経営哲学です。
経営哲学は、経営を「哲学」する、すなわち経営を根源的に問い論理的に捉え直すことであり、そこで得られた仮説的命題の理論的体系です。

本講座は、経営哲学の(広義&狭義の)視点から、日本資本主義の原点に立ち返り、日本経営の本質と歴史を捉え直します。
また品質と働き方の原点に立ち返り、経営のあり方と未来を展望します。
■公開収録する講義(第1章)の内容
「経営哲学」の講義は全7回ありますが、今回はその1回目「経営哲学総論」です。

まず講義の全体像を描き、次に経営とは何か、哲学とは何か、経営哲学とは何かを明らかにしていきます。
さらに「経営哲学の3層構造」を提示し、経営哲学がなぜいま求められているかをともに考えてみましょう。

経営哲学は一見マイナーで難解とみられていますが、じつは極めて人間的でその思いや陰影が随所に顔をのぞかせます。
現代社会において見落としがちな視点やテーマと向き合い、深く解きほぐそうとする科目でもあるのです。

■プログラム

14:00 ~ 14:05 ご案内
14:05 ~ 15:35 「経営哲学」講義
15:35 ~ 15:50 質疑応答
16:00      終了

六本木会場2020年2月29日(土)会場: 泉ガーデンタワー22階Bゾーン
時間: 14:00 ~ 16:00
ライブ配信2020年2月29日(土)ご自宅等からインターネット配信でご覧いただけます。
時間:14:00 ~ 16:00

講師紹介

十名直喜 先生
■講師
十名直喜 先生

■プロフィール
1971年 京都大学経済学部卒業、神戸製鋼所入社。
1987~91年 京都大学大学院経済経営研究科で5年間(修士2年、博士3年)働きながら学ぶ。
1992年 神戸製鋼所を退職し、名古屋学院大学経済学部に赴任(助教授)。
1994年 京都大学博士(経済学)。
1997年 同経済学部/大学院経済経営研究科教授。
1999~2000年 英国シェフィールド大学客員研究員。
2019年 名古屋学院大学を定年退職、名古屋学院大学名誉教授、大学院特任教授。