大藪:経営に対する感覚が根本的に変わりました。入学するまでは、経営とはどちらかというとテクニック的な部分が重要で、様々な理論や手法を駆使して成功に導いていくようなイメージを持っていました。そのため多くの知識を学んだ一部の非常に優れた人間にしか成功を掴めない世界なのではないか、というとても大きな壁を感じていました。
しかし、そういったテクニック的な要素ももちろん重要なのですが、その前に人としての根本が正しい方向を向いていないと決して成功しないということを学びました。まずは、人としてどうあるべきか。そこを一番に考えることが経営にとって何より大切なこと。この意識の変革が自分にとっての大きな変化でした。