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2026年度 第2回 MBA女子会レポート
パネルディスカッションの様子

2026年8月1日(土)、2026年度 第2回 MBA女子会を開催しました。
今回は「グローバルキャリアのヒントを探る」をテーマに、キャリア形成やライフステージの変化を経験しながら新たな挑戦を続ける女性たちの体験談を共有しました。
本イベントは、女性ならではのキャリアの悩みやライフステージの変化に対する考え方を共有し、新たな気づきやネットワークの構築を目的として開催された活動です。


在校生の長谷川さん

まずは、本学在校生の長谷川舞さんより、「グローバルキャリアへの挑戦?!」をテーマに、ご自身のキャリアについてお話しいただきました。
長谷川さんは、森永乳業株式会社にて営業・国内マーケティング業務に従事した後、花王株式会社で国内マーケティングを担当。その後、ご主人の海外転勤をきっかけにナイジェリアへ渡り、主にアフリカのスタートアップ企業へ投資を行うAAICにて海外ファンド投資やコンサルティング業務に携わりました。
国内マーケティングを中心にキャリアを積む中で、「社会に新しい価値を提案し、未来を創造する」という自身の仕事観を見つめ直したこと、そしてより広い視点で事業や経営を理解したいとの思いから、新たな挑戦を模索していった過程が語られました。

特に、ご主人の海外赴任というライフイベントを契機に、未知の環境であるアフリカで働く決断をした経験は、多くの参加者にとって印象深い内容となりました。新興国におけるニーズや社会課題に触れながら、投資実行支援業務やスタートアップ支援、企業価値評価など、それまでとは異なる領域へ挑戦したことで、新しい視点や知見を得られたことが紹介されました。
また、実務に紐づく内容を体系的に習得したいという思いからMBAへの進学を決意したことや、これまでの経験をつなげながら現在のグローバル事業開発の業務に挑戦していることを共有いただきました。マーケティング、海外投資、グローバル事業開発、MBAでの学びが相互に結びつき、未来のキャリア形成につながっているというメッセージが参加者の共感を集めました。

三光寺先生

続いて、本学の三光寺由実子准教授より、「グローバルキャリアのヒントを探る―アメリカ・ベイエリアでのキャリアの中断と構築―」をテーマにご講演いただきました。 三光寺准教授は、大学教員として研究・教育活動を続けてきた中で、ご主人の海外赴任に伴い家族でアメリカへ移住し、休業や復職、転職、さらには海外での出産を経験されました。
講演では、キャリア形成において葛藤の大きかった時期を振り返りながら、「現在の環境を最大限活かすこと」「ゴールを逆算しながら行動すること」「チャンスを逃さないこと」「心身のケアと健康管理を大切にすること」の重要性について紹介されました。特に、環境の変化に直面した際には、まず今できることに集中しながら行動を積み重ねることが、次の機会につながるという示唆が伝えられました。

また、アメリカでの研究活動や客員研究員までの道のりを例に挙げながら、履歴書を常に更新しておくことや、経験者へ積極的に相談することなど、チャンスをつかむための具体的な行動についても共有されました。
さらに講演の結びでは、予期せぬ出来事をキャリア上の機会へ変えていく「計画的偶発性(Planned Happenstance)」理論(John D. Krumboltz 教授らによる)が紹介されました。好奇心(Curiosity)、持続性(Persistence)、柔軟性(Flexibility)、楽観性(Optimism)、冒険心(Risk Taking)という5つの行動指針を持ちながら、不確実な状況の中でも行動し続けることの大切さについて、参加者へ力強いメッセージが送られました。

その後のパネルディスカッションでは、長谷川さんと三光寺准教授、事務局による対話形式で、グローバル環境におけるキャリア形成や、ライフイベントと仕事の両立について多角的な議論が和やかな雰囲気で行われました。
海外赴任や海外帯同をきっかけとしたキャリアの選択、未知の環境への挑戦に対する考え方、学び直しの意義などがテーマとなり、登壇者それぞれの実体験に基づく具体的なエピソードが共有されました。

交流タイムの様子

質疑応答の時間では、参加者から活発な質問が寄せられ、キャリアの転機への向き合い方や、MBAでの学びを実務に活かす方法、家族との関係とキャリア形成についてなど、幅広いテーマについて活発に意見交換が行われました。
転職やキャリアチェンジを考えるきっかけ、キャリアアップに必要な要素、仕事と学びの両立における苦労などについて、参加者自身の考えや経験も共有されるなど、双方向的なディスカッションの場となりました。

最後の交流タイムでは、参加者同士が自己紹介や情報交換を行い、キャリアに関する悩みや今後の目標について率直に語り合う時間となりました。
「キャリアは一直線ではなく、経験と挑戦が未来につながっていくことを実感した」「グローバルな環境での働き方や学び方について新たな視点を得ることができた」といった感想も寄せられ、参加者にとって多くの気づきを得られる機会となりました。

2026年度 第2回 MBA女子会 集合写真

今回のMBA女子会は、グローバルな視点からキャリア形成を考えるとともに、ライフイベントや環境変化を乗り越えながら挑戦を続けるためのヒントを得られる有意義な場となりました。

今年もさまざまなテーマをご用意し、全4回の開催を予定しています。本学での学びを検討中の方をはじめ、在校生・修了生も含めたボーダーレスな交流の場です。ぜひ次回、11月のMBA女子会にご参加ください!

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