現在はVUCAとも言われるように先行きが不透明で将来の予測が困難な時代となっています。世界のグローバル化や気候変動、生成AIに代表されるテクノロジーの発展により、私たちの生活、仕事は大きな変化に直面しています。
このような状況の中で求められる、異なる文化や環境でコミュニケーションや成果を上げるスキル、自分の領域でイノベーションを起こす力を身に付けるために有効な手段となるのがMBAの取得です。
今回、社会人を対象としたMBAスクール7校が一堂に会し、オンライン形式の合同説明会を開催します。当日は各校を代表する教授による模擬授業および学校説明会を体験いただけます。
社会人の学び直しに興味をお持ちの方からMBA取得を本格的にお考えの方まで、1日で7校の社会人MBA大学院の特徴を知ることができる貴重なイベントとなります。
それぞれのスクールの特色や教育カリキュラムを比較・検討し、ご自身のキャリアプランの構築にぜひお役立てください。
時間帯 | 模擬授業40分&学校説明/相談会15分 |
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10:00~10:55 | 明治大学ビジネススクール 『ビジネススクールで学ぶ経営』 山村能郎 研究科長 |
11:00~11:55 | 法政大学ビジネススクール 『ヒントを得るデータ活用・チャンスを見つけるデータ活用』 豊田裕貴 教授 |
11:55~12:30 | 昼休憩 |
12:30~13:25 | SBI大学院大学 『オペレーションズ・マネジメント』 小林英幸 教授 |
13:30~14:25 | 名古屋商科大学ビジネススクール 『Chat-GPTとビジネスモデル変革』 北原康富 教授 |
14:30~15:25 | 多摩大学大学院 『イノベーション時代の新しいリスキリング ~キャリアと人生が飛躍する実践知とは』 徳岡晃一郎 特任教授/学長特別補佐 |
15:30~16:25 | KIT(金沢工業大学)虎ノ門大学院 『ストラテジー・オブ・ライフ ~経営戦略論で個人のキャリアを考える~』 三谷宏治 教授 |
16:30~17:25 | 中央大学ビジネススクール 『いま求められるビジネススクールでの学び ―最先端の実務で経営の知を磨く』 竹田陽子 教授、新藤晴臣 教授 |
『オペレーションズ・マネジメント』
担当講師:小林英幸 教授
企業の活動は、「顧客にとって望ましい製品・サービスを創造し、それを顧客にとって望ましい価格で提供することによって利益を得る活動」と定義することができます。
MBA本科コースの授業では、上記の企業活動の個々の業務と業務連鎖に注目して、それらのマネジメントがどのように行われるべきかということを、優良企業の実態を踏まえながら考えていきます。
模擬授業では、オペレーションズ・マネジメント(OPM)の概要を簡単に説明した後、「あなたの会社のOPM」と題して、所属する企業のOPM上の課題を考えてみます。
業務の流れや所属部署の役割・責任を明らかにすることで、指示系統・品質確保・原価低減・顧客対応・知見の蓄積などのどこかに課題があることが見えてくるはずです。
その課題をどうすれば克服できるか考察することによって、すぐれたOPMの姿も見えてくることでしょう。