教員詳細

石川秀樹
【 略歴 】
上智大学法学部国際関係法学科卒業。筑波大学ビジネス科学研究科経営システム科学専攻修了、修士(経営学)。2005-6年英国外務省チーブニングスカラーとして Institute of Education,University College Londonに留学。
新日本製鉄株式会社資金部、鋼管輸出部などを経て、現職。日本経営品質賞審査員(2008~2012)、三重県経営品質賞審査員(2008~2012)。地域活性学会監事(2016~2017)。 専門は、経済学を活用した組織変革、経営評価、教育経営。
【 著書 】
『ケーススタディーで学ぶミクロ経済学』、『速習!マクロ経済学』、『速習!ミクロ経済学』、『じつはよく知らなかった経済のことがスッキリわかる本』、 『名フレーズで学ぶ勝者のロジック』(共著)、 『経済学入門塾』、『経済学と経済学に必要な数学がイッキにわかる』など多数。

ファイナンス

開講期間:春期通期/秋期通期
カテゴリ:金融・財務
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科目区分科目名レベル単位数必修選択必修対面
金融・財務ファイナンスコア2

授業の概要

ファイナンスとは、単に必要な資金を調達するということではなく、企業の支配権を誰が持つか、株主や債権者といったステークホルダーの期待にいかに応えていくのかという問題である。ファイナンスのキーワードは株主や債権者との共通言語といっても過言ではない。したがって、財務担当者に任せれば良いというものではなく、経営トップを含む全ての経営幹部にとって必須の知識である。
本講義では、ファイナンスの基本論点をマスターするだけではなく、ファイナンスに関する指標をエクセルを使って計算し、その指標を用いて経営を語ることができるようにする。

学習目標と計画

【学習目標】
・自社や投資プロジェクトがどれだけの収益率をあげればよいか、その計算方法を知っており、自分でエクセルを使って計算できる。
・出資か借り入れか、株主構成はどうあるべきか、などに関し、ある程度の勘所をつかむ。
・理論を自分の仕事に当てはめて考え、ファイナンスの視点から振り返ることができるようにする。

【授業計画】
1. ファイナンスの重要性・講義概要
2. 投資の判断
3. リスクとリターン
4. 企業価値評価(1)
5. 企業価値評価(2)
6. 企業価値と資本構成
7. 資金調達の方法
8. 債券
9. 株式
10. デリバティブ、予想レンジ
11. 外国為替管理、合併・買収・ガバナンス
12. 財務計画
13. ベンチャーファイナンス
14. まとめ
15. 【M&Aゲーム】売り手と買い手の2チームに分かれて、交渉を行います。

成績評価方法

毎回の確認テスト(80%)+M&Aゲームにおけるチーム内相互評価(20%)
確認テストは、課題の要求を全て満たせば90点、残り10点はディスカッションへの貢献度で判断。

教科書・参考文献

教科書:
①石野雄一「道具としてのファイナンス」日本実業出版社・・受講者は本書を購入し、指定サイトからエクセルファイルをダウンロードすること。
②磯崎哲也「起業のファイナンス」 日本実業出版社

参考書:
適宜紹介する。

履修登録時の注意事項・備考

【履修登録時の注意事項】
・エクセルの基本的操作ができることを前提に講義を進めます。
・文系出身者が多いことを考慮し、統計や数学の基礎知識は説明します。
・仕事を振り返り改善につなげようという意欲が必要です。
・授業で知り得たビジネス情報・個人情報に関しては、守秘義務を負います。
・掲示板などを通じて、自分の経験や考えを他の学生と共有することが期待されます。

【備考】
・再試験あり。 ※9期生までは本科目は必修ではありません。

ビジネス・ミクロ経済学

開講期間:秋期後期
カテゴリ:経営数理・問題解決
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科目区分科目名レベル単位数必修選択必修
経営数理・問題解決ビジネス・ミクロ経済学発展1

授業の概要

ビジネスでの活用を念頭に、はじめにビジネスケースにおける課題を提示し、その課題解決のための有効な枠組みとしてミクロ経済学の思考法および理論を紹介する。誤った費用(コスト)分析が誤った判断を引き起こすケースや価格・出店戦略についてのケースなどを扱いながら、ミクロ経済学の理論そのままではビジネスに適用困難な場合には、どのような現実的対策が可能であるかを考える。なお、数式は多用せず、言葉とグラフによる論理展開によって、文系出身のビジネスマンにも理解できる内容とする。

学習目標と計画

【学習目標】
1.ミクロ経済学の理論を活用して、ビジネス上での課題をより適切に解決できるようにする。
2.WEB上でのディスカッションを通じて、他の学生の意見を理解し知見を広げると共に、自分の考えを深める。
3.ビジネス上の課題について、論理的に話し合うことができる仲間を創る。

【授業計画】
1. 経済学の思考法をビジネスに活かす【エコカー導入のケース】
2. 誤った費用分析が誤った判断を引き起こす【受注可否判断のケース】
3. 市場経済の機能と限界【アウトソーシング判断のケース】
4. ライバルとの駆け引き<ゲーム理論>【価格戦略・出店戦略に関するケース】
5. 情報不完全が現実経済をこう変える【大手ブランドのOEMか自社ブランドか判断するケース】
6. 人はなぜ保険に入るのか<期待効用理論>【成果型賃金体系の導入検討のケース】
7. 合理性と非合理性が入り交じる相場<行動経済学>【ネット証券の新サービス企画のケース】

成績評価方法

毎回の確認テスト(70%)+期末レポ-ト(30%)
確認テストは、課題の要求を全て満たせば90点、残り10点はディスカッションへの貢献度で判断。

教科書・参考文献

参考書:
石川秀樹「ケーススタディで学ぶ入門 ミクロ経済学」PHP研究所(電子書籍版)

履修登録時の注意事項・備考

【履修登録時の注意事項】
・経済学や数学の基礎知識は不要です。
・仕事を振り返り改善につなげようという意欲が必要です。
・授業で知り得たビジネス情報・個人情報に関しては、守秘義務を負います。
・掲示板などを通じて、自分の経験や考えを他の学生と共有することが期待されます。

【備考】
・再試験あり

マクロ経済概論

開講期間:春期通期
カテゴリ:金融・財務
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科目区分科目名レベル単位数必修選択必修対面
金融・財務マクロ経済概論コア2

授業の概要

企業経営幹部として必要な知識である経済用語、経済データ、経済の仕組み、経済理論を学ぶだけではなく、各々の理論という枠を超えた経済思想について、その思想の社会的背景を踏まえて説明する。授業後、その経済思想が、現代の自分の置かれている文脈においては、どのように解釈でき、活用できるのかを掲示板でディスカッションする。これにより、戦略的な経営判断や経済論理を使った将来の予測やリスクの認識につなげることも可能となる。なお、文系学部出身者が多いことを前提に進めるので、特別な数学的知識は不要である。

学習目標と計画

【学習目標】
1.一国経済全体や世界経済の動きを論理的に分析し、それが自分のビジネスや生活にどのように関わるのかを理解する。
2.時代背景を含めて経済思想を学び、現在の経営判断に活用できるようにする。
3.経済論理を使って、将来をどこまで予測でき、どこからは予測できないかを認識する。

【授業計画】
1. 望ましい経済とは何か?-効率性と公平性-
2. 市場経済-アダム・スミスの思想と時代背景から何を学ぶか-
3. <スクーリング>時事トピックを素材にディスカッション
4. 有効需要管理政策-ケインズ理論と時代背景から何を学ぶか-
5. 国内総生産(GDP)・物価の推移
6. 為替レートの推移と日本経済
7. 財政の3機能
8. 財政危機と日本経済
9. 金融政策
10. 選択の自由-ハイエクとフリードマンの思想と時代背景から何を学ぶのか-
11. イノベーション-シュンペーターの思想と時代背景から何を学ぶか-
12. 景気循環
13. 経済成長
14. 格差社会(+複雑系経済)
15. 少子化と高齢化の日本経済への影響(+フリー経済・シェア経済)

成績評価方法

毎回の確認テスト(掲示板へ書き込み)(80%)+期末レポ-ト(20%)
確認テストは、課題の要求を全て満たせば90点、残り10点はディスカッションへの貢献度で判断。

教科書・参考文献

参考書:
堂目卓夫「アダム・スミス」2009,中央公論社
J.Mケインズ「雇用・利子および貨幣の一般理論」塩野谷祐一訳, 1995,東洋経済新報社
J.A.シュムペーター「経済発展の理論 上・下」1977,岩波書店
C.アンダーソン「フリー」2009,NHK出版
R.ボッツマン,R.ロジャース「シェア」2010,NHK出版 ほか

履修登録時の注意事項・備考

【履修登録時の注意事項】
・経済学や数学の基礎知識は不要です。
・仕事を振り返り改善につなげようという意欲が必要です。
・授業で知り得たビジネス情報・個人情報に関しては、守秘義務を負います。
・掲示板などを通じて、自分の経験や考えを他の学生と共有することが期待されます。
・当科目は、10秋までの「経済概論」(担当:野間修)単位取得済みの方は履修出来ません。

【備考】
・第3章スクーリング ・再試験あり

事業計画演習

開講期間:通年
カテゴリ:演習
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科目区分科目名レベル単位数必修選択必修対面
演習事業計画演習(石川秀樹) 【2017秋学期開講分】 発展4

授業の概要

本番(現実の事業計画)と同じ前提で、各学生がテーマを決めて企画立案からビジネスモデルの作成を行い、事業計画の設計を進める。計画の実施に必要な収支計画・資金調達計画なども設計を行い、年2回を想定している発表会において、教員および学外専門家からの評価・指導を頂く。

学習目標と計画

【学習目標】
当大学院の各授業にて習得した知識や方法論を実際に駆使できる能力とするための応用力の強化を目標とする。その上で、各学生自らが起業を行うもしくは企画部門で事業設立を行う前提で、実社会にて通用する事業計画書を作成することを最終目標とする。

【当ゼミの特色】
・コンサルタントとして大手自動車メーカー、文具メーカーなどでの多くの新規事業開発をサポートし、自らもITベンチャー等の起業経験のある大月 延亮先生をサポート教員としてお迎えして、楽しく事業アイデアを広げながら、同時に、顧客・市場・自社能力を分析することによって、事業計画を創り磨きをかけていきます。
・ロジック(論理的裏付け)とリアリティ(起業の現場で起こっていることの理解)のバランスを重視し、テクニックにとどまらない実戦的な事業計画創りを志向します。

【求める受講者】
・事業内容は問いません。ディスカッションに積極的に参加し、インタラクションを通じて学ぶ意欲の高い方。

【授業計画】
1. オリエンテーション、事業アイデアの発表(ディスカッション)
2. 事業ビジョン、ミッションステートメント(ディスカッション)
3. ビジネスモデル、バリュープロポジション(ディスカッション)
4~15. マーケティング戦略、実地調査を通じた市場性検証(ディスカッション)
16. 中間発表会(ディスカッション)
17. 中間発表での質疑の反映(ディスカッション)
18. 資金調達戦略、組織設計(ディスカッション)
19~31. 事業計画書全体のブラッシュアップ(ディスカッション)
32. 最終発表会

成績評価方法

最終報告会評価(50%)+中間発表会を含めた平常点(50%)

教科書・参考文献

過去の卒業生の事業計画書

履修登録時の注意事項・備考

「事業計画演習」は年間で4単位となるため、【春・秋】もしくは【秋・春】 の履修登録の際には、それぞれ2単位(1科目)として扱います。後半学期の履修登録の際には、既に2単位を登録済み(履修中)と考えますので、履修できる単位数は、12期生までの場合は13単位まで、13期生以降の場合は11単位までとなります。

関連リンク