MBA独習 / 科目詳細

No.5-a

【MBA独習】守屋洋の『三国志』(前編)』

講師:守屋 洋
(中国文学者)

   開講期間:28日間
   カテゴリ:人間学
標準学習時間開講期間PDU
6時間
※各章約1.5時間(動画平均視聴時間80分+確認テストの目安10分)×4回=6時間
28日間
×
サンプル動画

※コースの紹介動画です。音声が出ます。


授業の概要

正史『三国志』にもとづき、主な登場人物-魏の曹操、蜀の劉備、呉の孫権、蜀の諸葛亮、魏の司馬懿らを取り上げ、彼らが激動の時代を、どう生き抜いたのか、また、どんな戦略戦術で生き残りをはかったのか、などを中心に紹介します。


対象者

ビジネスパーソン全般(若手~経営者)


到達目標

激動の時代を生きた『三国志』のリーダーから、現代を生きる知略と勇気を学ぶ。


修了条件

全授業コンテンツ(配布資料および動画)の閲覧・視聴を完了し、かつ、各確認テストで合格点を獲得すること(満点の60%以上の得点で合格となります)。


前提条件

特にありません


学習項目 ※学習項目の番号は動画の章とは異なります。

西晋時代の陳寿の撰による『三国志』は、史記、漢書、後漢書に続く、中国の正史であり、「二十四史」の一つである。「魏書」30巻(「本紀」4巻、「列伝」26巻)、「呉書」20巻、「蜀書」15巻の計65巻から構成される。「史記」の伝統を受け、紀伝体の歴史書である。

【前編】 ※本講義は前編となります
1.非常の人、曹操(I)
2.非常の人、曹操(II)
「1.」と「2.」で、魏書、巻1「武帝紀」で記述されている曹操の言動を取り上げる。「三国志演義」での描写とは異なる「非常の人」曹操の実像に迫り、市場競争のビジネス社会を生き抜く知恵と行動を考察する。

3.蜀の劉備
蜀書、巻32「先主伝」で劉備のリーダーとして優れた資質を分析する。

4.呉の孫権
呉書、巻47「呉主伝」の主人公、呉の孫権を取り上げる。

【後編】
5.戦略家、諸葛亮(I)
6.名宰相、諸葛亮(II)
「5.」と「6.」で、蜀書、巻35「諸葛亮伝」の記述を基に、日本でも戦略家として人気があり、名宰相と称えられる諸葛孔明の残した足跡を辿り、その発言や行動から私たちが見習うべきことを考える。

7.権謀家、司馬懿
魏において功績を立てて大権を握り、西晋の礎を築いた司馬懿(仲達)が繰り広げた権力闘争から組織の中での身の処し方を学ぶ。


教材

専用教材をPDFにて配信


動作環境

詳細はこちら→