講師:細沼 藹芳
(SBI大学院大学教授)
標準学習時間 | 開講期間 | PDU |
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9 時間 ※各章約1.5時間(動画平均視聴時間80分+確認テストの目安10分)×6回=9時間 | 56 日間 | 6(W:0, P:0, B:6) ※W=Ways of Working、P=Power Skills、B=Business Acumen |
日本企業が中国市場に進出するとき、一番の強みは、日本ブランドが持つ力です。その強みを最大限に生かすために、中国市場の特徴、消費者の行動を理解する必要があります。中国市場といえばまず、沿岸部の比較的富裕層が多い地域への販売・サービスの提供に注目が集まります。しかし、あまり注目されていなかった地方の二級都市、三級都市も、最近は購買力が向上し、大きな消費市場となりつつあります。こうした地域でのエリア戦略、販売戦略が今後は重要となります。こうした新しい内容について講義するとともに、戦略計画の立て方を学びます。
ビジネスパーソン全般(若手~経営者)
中国市場へ進出するための必要な知識を習得すること、また、中国におけるビジネスのヒントとなるものを見つけることを目標としている。
全授業コンテンツ(配布資料および動画)の閲覧・視聴を完了し、かつ、各確認テストで合格点を獲得すること(満点の60%以上の得点で合格となります)。
特にありません。
1.事業環境の概況
本章はまず中国市場の特徴、魅力と中国ビジネスのリスクについて学ぶ。そして代表的な地域での中国人の特徴について学ぶ。本章は中国ビジネス環境や地域の特徴を把握することが目的である。
2.ライフスタイルとブランド
中国市場戦略を立てるため、まず知っておきたいことは中国人消費者の生活スタイルのことである。本章はまず中国顧客のライフスタイルについて学び、次は中国消費者におけるブランド意識の変化について学ぶ。最後は事例研究であり、ファンケルのイメージ戦略について学ぶ。
3.市場戦略1~「何を」「どこで」売るか
本章はまず中国で「何を」売るかについて学び、中国で売る商品、あるいは提供するサービスを選定する。次は「どこで」売るかについて学び、地域の視点で中国市場の特徴を把握する。最後は事例研究であり、サントリーの現地化戦略について学ぶ。
4.市場戦略2~「誰に」売るか
本章はまずは「社会階層」という切り口でターゲットについて学び、次は「年代」という切り口でターゲットについて学ぶ。最後は事例研究であり、資生堂のターゲット別ブランド戦略について学ぶ。
5.市場戦略3~どうやって売るか
本章は消費者への到達経路について学び、まずはコミュニケーション・チャネルについて学ぶ。次は流通チャネルと販売チャネルについて学ぶ。
6.中国事業失敗の要因と成功の要素
本章はまず中国市場進出の際に失敗しないため、失敗要因について学ぶ。次は中国市場で成功するための要素について学ぶ。最後は事例研究であり、フェリシモの中国戦略について学ぶ。本章の狙いは中国市場で生き残るためのカギ、ヒントを得ることである。
・本コースは、PDU対象コースです。
・本コース受講により、「公式なプロジェクトマネジメントの研修の受講(PMP®受験資格)」となります。
・PMPは、プロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute, Inc.)の登録商標です。
専用教材をPDFにて配信