教員詳細

野間口隆郎
【 現職 】
和歌山大学経済学部ビジネスマネジメント学科・大学院経済学研究科経営学専攻教授
【 略歴 】
慶応義塾大学経済学部卒業後、AFLACにて経営企画部門、法人営業を担当する。コンサルティングファームに転じ、デロイト・トーマツコンサルティング、SAPジャパン、アーンスト・アンド・ヤングでコンサルティングサービスに従事する。その間に戦略策定からオペレーション改革、組織変革、ERP導入・運用支援を実施する。
中央大学法学研究科国際企業関係法修士課程(L.L.M)、筑波大学大学院ビジネス科学研究科企業科学専攻博士後期課程システムズマネジメントコース修了(博士 システムズマネジメント)
所属学会:Strategic Management Society, Portland International Conference on Management of Engineering & Technology, 国際戦略経営研究学会、経営行動科学学会、経営情報学会、人工知能学会

MBAのためのケーススタディー

開講期間:秋期後期
カテゴリ:戦略・マーケティング
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科目区分科目名レベル単位数必修選択必修対面
戦略・マーケティングMBAのためのケーススタディー発展1

授業の概要

世界のグローバルスタンダードなMBAはケースメソッドによる学習によって、その実践的な知的スキルを磨いてはじめてMBAとしての自己の価値の証明ができます。現実のビジネスで直面する課題は、ストラテジー、マーケティング、組織、オペレーション、ファイナンスの理論的な分野別に区分されていることはありません。それらを総合的に使いこなして解決策を導きだします。そのための知的スキルをケースメソッドによる学習で磨いていきます。それは学習というよりは訓練に近いと言えるでしょう。

学習目標と計画

【学習目標】
世界のグローバルスタンダードなケースメソッドに基づくMBAに必要なストラテジー、マーケティング、組織、オペレーション、ファイナンスの理論分野を横断した統合的で実践的な知的スキルの獲得を目指します。
ケーススタディーの実感のため、対面授業を講義期間の中盤で行います(Web会議システムでの参加可能)。
最初にケースに基づくアサインメント(質問)に対する自分独自の提案(回答)を提出しその後、講義を受講します。また、各受講生のアサインメント回答は受講者間で共有するため公開されることになります。
他の受講生の回答を読み、得た気づきを提出していただきます。

【授業計画】
1.MBAケーススタディーへの招待、ケース:東風日産改革
2.ケース:クロネコヤマトのサービス化・情報化戦略、腕と度胸のトラック便
~翌日宅配・物流革命が始まった~
3.ケース:資生堂ブランド戦略と中国市場参入
4.ケース:YKK吉田忠裕 脱カリスマの経営
5.ケース:ジョンソン&ジョンソン わが信条、タイレノール事件
6.ケース:ソニーコーポレートアーキテクチャーの革新、サイロエフェクト高度専門化社会の罠
7.ケース:現代の二都物語 なぜシリコンバレーは復活しボストンルート128は沈んだのか

※ この他に中盤で対面授業を実施します。

成績評価方法

各章アサインメント(70%)+期末課題(30%)
各章の貢献度も成績に反映します。

教科書・参考文献

参考書:
野間口隆郎著(2013) 「変革マネジメントの理論と実践: プロジェクトリーダーシップの役割」白桃書房 ISBN-10: 4561266046

その他参照書籍については、別途授業内でご案内いたします。 

履修登録時の注意事項・備考

・幅広いMBAの知識を習得してから受講することをお勧めします。
・修了のための単位数を満たしていてもグローバルスタンダードなMBAであることを証明するため受講をすることをおすすめします。
・各受講生のアサインメント回答は受講者間で共有するため講義内で公開されることになります。
(事情により公開を希望しない受講生は別途相談可能です。)

FinTechの基礎としてのオペ-ションマネジメント

※こちらの科目は、単科でのみご受講いただけます。正科編入時に必修科目単位として認定されます。
なお、小林英幸教授の「オペレーションズ・マネジメント」(正科生必修科目)を単科で単位取得済みの方は、本科目の単科でのご受講は出来ません。(聴講生制度を利用したご受講が可能ですので、希望される方はお問合せ下さい)
開講期間:秋期通期
カテゴリ:経営数理・問題解決
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科目区分科目名レベル単位数必修選択必修対面
経営数理・問題解決FinTechの基礎としてのオペレーションマネジメントコア2

授業の概要

情報技術の発展とともに、企業は定常業務(オペレーション)の幅広い領域で革新を続けてきた。FinTechはその一つである。本講義では、ITの戦略的な活用により革新的なビジネスモデルを構築するような業務改革(オペレーション改革)について理解する。そのような改革を立案したうえで、実行し、その成果を評価し、次のアクションにつなげることが、オペレーションマネジメントである。実際の業務課題に直面したときに適切な解決策を導き出すために、幅広い領域の業務改革についてみていく。はじめに、FinTechのオペレーションでの位置づけを見た上で、オペレーションマネジメントに入る。最後にFinTechをIT戦略とそれに伴う組織変革を考察する。

学習目標と計画

【学習目標】
実際のFinTech企業や既存金融機関において、戦略的なオペレーション上の問題に直面した場合に、その解決の方向性を検討し最適解を導き出せるスキルを身に着けることを目指す。
そして、将来のCOO( Chief Operation Officer ;執行統括役員)、CSO( Chief Strategic Officer ;戦略統括役員)、CIO(Chief Information Officer;情報戦略統括役員)の候補生としての考え方、事象に応じた対応のポイントや留意点の体得する。またFinTech企業や既存金融機関におけるFinTech戦略立案プロジェクト、FinTech戦略実行プロジェクト、FinTech戦略マネジメントに必要となる基礎知識を習得する。

【授業計画】

0.FinTechとオペレーションマネジメント、テクノロジーアーキテクチャーとしてのFinTech
1.ガイダンスと本講義の背景と問題意識
2.IT概念と業務改革
3.サプライチェーンマネジメント1 その誕生と歴史的変遷
4.サプライチェーンマネジメント2 コンセプトと目的
5.サプライチェーンマネジメント3 トヨタ生産方式
6.サプライチェーンマネジメント4 理論
7.プラットフォーム戦略
8.カスタマーリレーションシップマネジメント1 コンセプトと目的
9.カスタマーリレーションシップマネジメント2 CRMとマーケティング情報システム1
10.カスタマーリレーションシップマネジメント3 CRMとマーケティング情報システム2
11.ITによる戦略の創造とオペレーションマネジメント
12.戦略評価とオペレーションマネジメント
13.組織における知識創造
14.ナレッジマネジメントとIT
15.企業改革ケース、摘み取り方式と種まき方式、セル生産とライン生産
16.FinTechのIT戦略と企業変革


成績評価方法

本講義の内容に基づき、知識力、分析力、解決力の観点から評価する。実際には各章課題:80%、期末課題:20%の配分で評価をおこないます。

教科書・参考文献

【参考図書】
野間口 隆郎 (2013) 「変革マネジメントの理論と実践: プロジェクトリーダーシップの役割」白桃書房 ISBN-10: 4561266046

履修登録時の注意事項・備考

2回の対面授業を実施予定。

関連リンク